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JR東日本企画など5社が新アニメ枠「あにめのめ」。第1弾は「甘々と稲妻」

 アスミック・エース、トムス・エンタテインメント、シンエイ動画、ジェイアール東日本企画、住友商事の5社は、新作アニメ放送枠「あにめのめ」を共同事業プロジェクトとして始動。7月4日から第1弾作品「甘々と稲妻」、10月から第2弾『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』を放送する。

第1弾作品「甘々と稲妻」
(C)雨隠ギド・講談社/「甘々と稲妻」製作委員会

 異なる個性を持つ5社が共同で企画を立案。新しいアニメビジネスの形として同じプロジェクトチームでアニメ製作を行なうのが特徴。「あにめのめ」という名前には、「台風の目など、物事の中心を意味する“目“。台風のように年間いくつもの作品が生まれて消えていく厳しいアニメーション業界の“中心”で旋風を巻き起こし、新しいコンテンツの“芽”を育てていく」という意味が込められている。

 7月4日から、TOKYO MX、読売テレビ、BS11にて放送が予定されている第1弾作品「甘々と稲妻」は、全12話構成の作品。「good!アフタヌーン」(講談社)で連載されているコミックが原作。

 妻を亡くし、一人娘を育てる高校教師・犬塚公平。元気いっぱいの愛娘・つむぎ。そして、料理研究家の娘ながら料理はまったくできない女子高生・飯田小鳥。ふとしたきっかけから、公平は娘と、教え子の女子高生と3人でごはんを作って食べる事に。料理をして、大切な人達と一緒に食べる、ありふれた日常の魅力を描いた作品となっている。

「甘々と稲妻」ついにアニメ化!
第2弾『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』
(C) Jordan森杉 / TRICKSTER製作委員会

 10月放送開始予定の『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』は、全24話構成。江戸川乱歩の「少年探偵団」を原案としながら、時代設定を近未来に移したオリジナル作品で、“死ねない身体”となった小林少年や、相棒となる少年探偵団リーダー代理・花崎少年など登場人物も大胆にアレンジ。東京オリンピック後の203X年・東京を舞台に、世紀の犯罪者である怪人二十面相と謎の探偵・明智小五郎も登場する、新感覚の物語が展開する。

 キャラクターデザインは「ローゼンメイデン」などのPEACH-PIT。6月20日発売の「マガジンSPECIAL No.7」にて、マントヒヒ・ビンタによるコミカライズがスタートするほか、舞台化や実写映画化も決定している。

TVアニメ TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より- PV第1弾