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オーテク、低域を強化した“次世代ウェアラブル”Bluetoothイヤフォン

 オーディオテクニカは、低域を強化したSOLID BASSシリーズのイヤフォン新製品として、ネックバンド型のBluetooth対応モデル2機種を7月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、13mm径ドライバ搭載の「ATH-CKS990BT」が2万円前後、9.8mm径ドライバの「ATH-CKS550BT」が1万円前後。

ATH-CKS990BT

 両機種ともBluetooth 4.1対応のイヤフォンで、スマートフォンなどとワイヤレス接続して音楽再生や通話に利用可能。新たな「次世代ウェアラブルスタイル」を採用し、着けていることが気にならないというケーブルの配置や、軽やかなフィット感を追求した新たなネックバンドを装備。両機種の主な違いは、ドライバユニットのサイズなどイヤフォン部分や、Bluetoothの対応コーデックなど

ATH-CKS550BT(ブラックゴールド)

ATH-CKS990BT

ATH-CKS990BTの装着例

 SOLID BASS専用に開発された、13mm径の「デュアルマグネティックフィールド・ドライバー」を搭載。向かい合う2つのマグネットにより磁力を高め、13mm径のドライバを力強く、かつ精密に駆動し、締まりのある豊かな低域を表現可能としている。

 振動板はマルチトランジションDLC振動板。特定の不要な共振点を分散させ、有効面積を最大化することで低域を強化した振動板に、高域特性を向上させるという高硬度のDLC(ダイヤモンドライクカーボン)コーティングを施したもの。

 ドライバの特性に応じた位置に、2つのベント(空気孔)を用意。筐体内部の空気のバネ性を緻密にコントロールするデュアルエアフローベース・ベンディングシステムを採用している。ハウジングは、音の歪を低減するという無垢アルミニウム切削加工。

 BluetoothのコーデックはSBCに加えaptXやAACもサポートする。対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。SCMS-Tで著作権保護された音声にも対応する。内蔵バッテリでの連続使用時間は、音楽再生が約5時間、待受けが約200時間。充電時間は約3時間。

 ネックバンドには、電源のON/OFFや再生/停止、ボリューム調整や通話などに利用できるリモコンを左右に装備。ボタンを見ずに指先だけで操作可能としている。内蔵するマイクでスマートフォンの通話も行なえる。

 再生周波数帯域は5Hz~28kHz(Bluetooth伝送帯域は20Hz~20kHz)。インピーダンスは17Ω。ケーブルを除く重量は約35g。XS/S/M/Lのイヤーピースや充電用USBケーブル、ポーチなどが付属する。

イヤフォン部
コントローラ部をネックバンドの左右に装備

ATH-CKS550BT

 9.8mm径の「デュアルマグネティックフィールド・ドライバー」を採用したモデル。マルチトランジション振動板を採用している。エアフローベース・ベンディングシステムも搭載し低域の出力効率を高めている。カラーは、ブラックゴールド(BGD)と、ホワイト(WH)の2色を用意する。

ATH-CKS550BT(ホワイト)

 BluetoothのコーデックはSBCのみ。対応プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP。SCMS-Tにも対応する。内蔵バッテリでの連続使用時間は、音楽再生が約5時間、待受けが約200時間。充電時間は約3時間。

 ネックバンドに、電源のON/OFFや再生/停止、ボリューム調整や通話などに利用できるリモコンを左右に装備する。通話用のマイクも内蔵。

 再生周波数帯域は5Hz~24kHz(Bluetooth伝送帯域20Hz~20kHz)。インピーダンスは16Ω。ケーブルを除く重量は約32g。XS/S/M/Lのイヤーピースや充電用USBケーブルが付属する。

イヤフォン部(ブラックゴールド)
イヤフォン部(ホワイト)