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COWON、新アンプ/128GBメモリ搭載のハイレゾプレーヤー「PLENUE M2」

 シーエスCOWON販売(COWON)は、ハイレゾ対応のポータブルオーディオプレーヤー「PLENUE M2(PM2-128G-SL)」を8月中旬より発売する。直販価格は84,780円(税込)。7月16日、17日に開催される「ポタフェス 2016 東京」にも出展される。

PLENUE M2

 PLENUE(プレニュー)シリーズの5機種目となるモデル。既存モデル「PLENUE M」の設計を継承しつつ、新たなアンプを搭載するなどで高音質化を図っている。DACはPLENUE Mと同じくTI/バーブラウンの「PCM1795」。ストレージ容量も従来の64GBから、128GBへ強化した。最大128GBのmicroSDXCカードも利用できる。ホームキーの役割を持つ「マルチボタン」などで、操作性も向上している。

 再生対応フォーマットは、DXD/FLAC/WAV/AIFF/ALAC(Apple Lossless)/APE/MP3/WMA/OGGなど。 DSD 5.6MHzまでの再生も可能だが、PCM 176.4kHz/24bitへの変換再生となる。PCMデータは192kHz/24bitまでのネイティブ再生ができるほか、384kHzまでのDXDやFLAC/WAVの再生も可能だが、1/2にダウンサンプリングしながらの再生となる。32bit float WAVもサポートする。

 SN比は120dB、全高調波歪率は0.0007%。クロストークは-130dB。TCXO(温度補償水晶発振器)も搭載。温度と電圧変化によるジッタを低減し、精密なクロックを実現したという。

 ステレオミニのヘッドフォン出力に加え、光デジタル出力も装備。ヘッドフォン出力は2Vrmsで、出力インピーダンスは1Ω。ボリュームは140段階の細かなコントロールが可能。PCとUSB接続し、USB DACとして使うことも可能。推奨OSはWindows 7/8/8.1/10。

 3.7型、480×800ドットのAMOLEDディスプレイを搭載。CPUはCortex A9 1.2GHzデュアルコア。システムの最適化も行ない、起動速度や動作の高速化を図っている。

 本体は、前面を除く全ての面に高強度アルミニウムを加工し、デザイン性を高めたFull Metal Unibody構造。PLENUE Mと同様に、筐体を電気的グランドとして使うことで低雑音と高音質を追求している。

 電源、ボリューム、再生、スキップなどの物理ボタンを搭載し、ポケットの中でも操作可能。ホームキーの役割を持つマルチボタンで音楽のリストを確認したり、 再生中の画面または設定画面に素早く移動することなどが可能。

天面ボタン

 音質調整用に、JetEffet 7とBBE+を搭載。10バンドのイコライザや、BBE+、Reverb、Chorusなどを調節できるユーザープリセットと50種類のレファレンスプリセットを用意する。

 内蔵のリチウムポリマーバッテリは3,000mAh。再生時間は約9時間。充電はUSB端子経由で行ない、USB DCアダプタ(5V/2A)利用時の充電所要時間は約4時間。外形寸法は117.3×69.0×13.4mm(縦×横×厚さ)、重量は188g。