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素材の音が楽しめるステンレス/チタンイヤフォン。KuraDaから

 KuraDaは、音漏れに配慮した設計のカナル型(耳栓型)イヤフォン「KD-E9」を、8月中旬より発売する。筐体素材の異なる2モデルを用意。価格は、ステンレス製の「KD-E9S」が30,000円、64チタン製の「KD-E9T」が50,000円。ユニットはダイナミック型。

ステンレス製の「KD-E9S」

 屋外で利用する際の遮音性を重視して設計したというイヤフォン。ハウジングは密閉構造で、外の雑音を低減して適切な音量で音楽を聴くことで、聴力保護につながるほか、電車内などで音漏れも気にせず使用できるとする。

 広大なサウンドステージを実現するという音響設計を採用。素材ごとの音の特徴として、KD-E9Sはステンレス削り出しのハウジングにより、低音の豊かさを追求。KD-E9Tは切削が難しい64チタンを削り出したハウジングで、高い振動減衰性によりきらびやかな高域を実現したとする。

難切削材の64チタン採用「KD-E9T」

 9mm径のダイナミック型フルレンジユニットを搭載し、ネオジウムマグネットを採用。再生周波数帯域は20Hz~20kHz。インピーダンスは16Ω。音圧感度は102dB。ケーブルはY型で、長さは1.2m。入力プラグはステレオミニ。桐製の収納ケースが付属する。

 今後のラインナップ予定モデルとして、ハウジング素材に銅を採用した「E9C」や、真鍮の「E9B」、ウッド素材の「E9W」を開発中。