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DAC内蔵+CDリッピング対応のオーディオサーバー「aria piccolo」

 シンタックスジャパンは、単体のオーディオプレーヤーとしても動作するスペインDigiBit製オーディオサーバー「aria piccolo」を7月15日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は27万円前後(税込)。

aria piccolo

 2TBのHDDを内蔵し、オーディオサーバーとして動作するほか、384kHz/32bitまでのPCM(DXD)とDSD 11.2MHzに対応したDACを搭載し、プレーヤーとしても利用できる。

 NAS/オーディオサーバー機能は、WAV、FLAC、Apple Lossless(ALAC)、AIFF、ACC、Ogg Vorbis、MP3、DSDなどのフォーマットに対応。製品に付属の外付けDVDドライブを接続し、CDのリッピングが可能で、RoviやGD3、SonataDBなどのメタデータサービスからの楽曲取得に対応。PCなどを用いずに、楽曲を取り込める。CDを挿入するだけで、完全自動でリッピングが完了するという。

 DLNAやAirPlayサーバーとして動作し、複数の部屋のプレーヤー機器に出力可能。さらに、aria piccoloの内蔵DACを用いて単体のプレーヤーとしても利用でき、他のNAS上の楽曲を再生するネットワークプレーヤーとしても動作する。ariaの拡張メタデータに対応し、ギャップレス再生もサポート。出力端子はアナログ音声(RCA)×1。

背面

 操作はiOS/Androidアプリの「iaria」を利用。選曲や音量操作のほか、外付けHDDやNASからの楽曲転送やバックアップなどの操作も可能。アプリで受信したSpotifyやTIDAL、QOBOZなどのストリーミングサービスの楽曲をaria piccoloへ出力できる。

 アルミ筐体のファンレス仕様で、Ethernet端子とUSB 2.0×2、HDMI出力、光デジタル音声出力を装備。電源はACアダプタ。外形寸法は300×250×45mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3kg。