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旭化成、カーオーディオで384kHz変換できるサンプリングレートコンバータ

 旭化成エレクトロニクスは、同社DACなどにも採用しているVELVET SOUNDアーキテクチャを導入し、最大384kHz/32bit変換が可能な車載対応サンプリングレートコンバータ「AK4136VQ」を7月15日より販売開始した。パッケージは48ピン LQFP。

AK4136VQ

 カーオーディオでハイレゾ音源などを高音質で再生するニーズを見据えて開発した、新世代プレミアムサンプリングレートコンバータ(SRC)。車載向けに、従来の「AK412x」より高性能や高音質化を追求。PCM-PCM変換に対応し、最大384KHz/32bitに変換可能。サンプリングレートは8kHz~384kHzに対応する。カーオーディオ以外に、AVアンプやCD/SACDプレーヤー、ネットワークオーディオ、USB DAC、サウンドバー、オーディオインターフェイスなどでの利用も想定する。

 ダイナミックレンジは176dB。業界最高水準の低歪みとする-140dB(THD+N)を実現した。IRD(Impulse Response Designed)フィルタを搭載し、32bit 8倍デジタルフィルタを内蔵し、ユーザーの好みやシーンに合わせて4種類のサウンドカラーが選択できる。