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全てのPlayStation 4がHDR対応。PS4ソフトウェアVer.4.00提供開始

 ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は13日、PlayStation 4(PS4)の最新システムソフトウェア Ver.4.00 SHINGEN(シンゲン)を提供開始する、新たにHDR(ハイダイナミックレンジ)対応となる。編集部で確認したところ、18時ごろから配信が開始された。

 これから発売される、新型PS4やPS Proだけでなく、発売済みの全てのPS4もアップデートにより、HDR対応となる。HDR対応ゲームやHDRコンテンツを「人の目で見た現実世界に近い、自然かつ鮮やかなコントラストで楽しめる」としている。対応テレビなどを接続し、設定>サウンドとスクリーン>映像出力設定>HDRから設定が行なえる。

Ver.4.00で映像出力設定に[HDR]が追加

 Ver.4.00 SHINGENは、8月に概要を発表していたが、HDR対応については9月7日に追加で公表されていた。HDRのほか、お気に入りのゲームをまとめることができるフォルダー作成機能や、ゲームとシステム機能の素早い切り替えを実現するクイックメニューの追加などの機能強化も図られる。詳細は以下のとおり。

主な更新内容

画面デザインリニューアル

・[What’s New]

・コンテンツインフォメーション画面

・シェアのメニュー

・ライブラリー

・プロフィール画面

クイックメニューからさまざまな機能にアクセスしやすくなった

・ゲーム中に、一緒に遊んでいるプレーヤーとパーティーを始めたり、メッセージを送ったりできる

・ゲーム中に、遊んでいるゲームのトロフィーを確認できる

・オンラインのフレンドを確認できる

・シェアプレイやブロードキャストなどを始められる

・再生中の音楽を操作できる

・クイックメニューに表示する項目を設定できる[カスタマイズ]を追加

プロフィール画面のカバー画像を設定できるようになった
フォルダーを作成し、コンテンツをまとめて管理できるようになった

 (ホーム画面で、コンテンツにフォーカスをあてた状態でOPTIONSボタンを押し、[フォルダーに追加する]を選択)

PS4買替時などに、今まで使っていたPS4の保存データを新しいPS4に転送できるようになった

・設定(設定)>[システム]>[別のPS4からデータを移行する]を選択

Live from PlayStation

・Live from PlayStationで、スクリーンショットやビデオクリップにいいねで賛同したり、コメントを記入したりできるようになった

メッセージ

・メッセージで、保存できるメッセージの数が増えた。

・途中で参加したメンバーも、過去のやりとりが見られるようになった

トロフィーの機能追加

・獲得していない隠しトロフィーの情報が見られるようになった

・ネットワークに接続していなくても、PS4®に保存されたトロフィーを確認できるようになった

・レア度の表示がわかりやすくなった

ゲームごとにプライバシー設定ができるようになった
機能画面にコミュニティーが表示されるようになった(機能追加も)。

・コミュニティーウォールの投稿に対して返信できるようになった

・シェアのメニューからスクリーンショットを直接コミュニティーウォールにアップロードできるようになった

主な更新内容

・リモートプレイ中に文字を入力する場合に、接続しているパソコンやその他の機器のキーボードを使えるようになった

・YouTube、Twitch、dailymotionを使ってブロードキャストをする場合に、720p(60fps)を選べるようになった

・フレンド依頼が許可された場合に、お知らせメッセージが表示されるようになった

・お知らせでダウンロードの状況がわかりやすくなった

・不適切なコンテンツなどを報告するときに、コメントを入力できるようになった

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配信開始に伴い、情報を追加(20時更新)