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パイオニア、EDMやジャズなど重低音モードを選べる車載用サブウーファ
2016年10月3日 07:00
パイオニアは、カロッツェリアブランドのカーオーディオ用アクティブサブウーファ「TS-WX70DA」を11月より発売する。ポート開口部を大型化したバックローデットホーン方式で重低音を強化し、新開発のDSPイコライザも搭載する。価格は39,000円。
射出成型PPコーン振動板を使った16cmのサブウーファユニットを2基搭載。空気抵抗を減らす構造でポート開口部を大型にした「バックローデットホーン方式」を採用し、低音再生効率の向上と、伸びのある重低音再生を追求した。内蔵アンプの最大出力は100W×2。カーオーディオのスピーカー出力や、RCA出力に接続できる。スピーカー出力接続時はメインユニットの電源に連動させることも可能。
新開発のDSPイコライザ「DIGITAL EQ」を備え、2種類の重低音モード「DEEP」と「DYNAMIC」を用意。音楽のジャンルにあわせて低域がチューニングされており、DEEPはジャズやクラシック向けで、50Hz以下の低域部まで再生し、階調豊かな音質を実現するという。EDMやロック向けのDYNAMICは70~90Hzを強調した迫力のある音質が特徴。
再生周波数帯域と出力音圧レベルは、DEEP選択時が20Hz~250Hz/104dB。DYNAMIC選択時が40Hz~250Hz/110dB。ローパスフィルタは50Hz~125Hz。
コンソール内からの電源供給に対応。クラスDのパワーICとトロイダルコアをチョークコイルに用いた電源部を搭載して高効率化と省電力化を実現する。最大消費電流は10A。外形寸法は850×323×97mm(幅×奥行き×高さ)、重量は10.4kg。音質を調整できるケーブルリモコンが付属する。