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ゼンハイザー、7.1chサラウンド対応ゲーミングヘッドセット。バイノーラルアンプも

 ゼンハイザージャパンは、ゲーミングヘッドセット2機種と、ゲーミング用に作られたUSB接続のバイノーラルアンプ2機種を発売する。価格はオープンプライス。発売時期と店頭予想価格は、ヘッドセットの「GSP 300」が12月上旬で11,880円前後(税込)、「GSP 350」が2017年初頭で16,200円前後(税込)。アンプの「GSX 1000」が2017年初頭で27,000円前後(税込)、「GSX 1200 PRO」が2017年初頭で30,240円前後(税込)。

ゲーミングヘッドセット「GSP 300」

GSP 300

 密閉型のヘッドセットで、入力はアナログのみ。マイク入力も含め、PC向けにステレオミニ×2を備えるほか、MacやiPhone、PS4、Xbox One用にステレオミニ×1を用意する。

 音質は「迫力ある重低音と明瞭性を両立」したという。ボリュームコントロールは右側のハウジングに搭載。低反発イヤーパッドを備え、快適な装着性と密閉環境を追求した。

 マイクにはノイズキャンセル機能を備え、クリアな会話を実現。マイクブームを跳ね上げると、自動的にマイクがミュートになる。

 再生周波数帯域は15Hz~26kHz。インピーダンスは19Ω。

GSP 350

 GSP 300の上位モデルで、USBでPCと接続できる。ドルビーの7.1chサラウンドに対応しており、新設計のUSBドングルに備えたスイッチひとつでサラウンド機能が起動する。イコライジング機能も備えており、プリセットでサウンドを手軽に切り替えられる。

ゲーミングヘッドセット「GSP 350」

 マイクの特徴はGSP 300と同様で、ノイズキャンセル機能や、ブーム跳ね上げによるマイクの自動ミュート、右ハウジングのボリュームコントロールなどを搭載する。低反発イヤーパッドなどを備えている。

 再生周波数帯域は15Hz~26kHz。インピーダンスは19Ω。入力はUSBのみ。

GSX 1000

 Windows PC、およびMACとUSBで接続するアンプで、最高7.1ch 48kHz/16bitや、2ch 96kHz/24bitなどの音声に対応。バイノーラルサラウンドレンダリング機能を使い、ヘッドセットでサラウンド再生が楽しめるという。

GSX 1000

 アンプの端子はUSB入力に加え、ヘッドセット出力用、マイク入力用、スピカー出力用に、3系統のステレオミニを備えている。ヘッドセットとスピーカー出力はワンタッチで切り替え可能。

 中央の円形部分はアルミで、直感的なボリューム操作が可能。イコライザはストーリー、ミュージック、eスポーツ、オフの4モードから選択できる。

GSX 1000の端子部

GSX 1200 PRO

 7.1ch音声に対応した、バイノーラルサラウンドレンダリング機能を備えているのがGSX 1000と同じだが、1200 PROでは、最大8台までの1200 PROをデイジーチェーン接続できるのが特徴。「7.1chの高品質なサラウンドをそのままに、遅延のないチーム間コミュニケーションができる」という。

GSX 1200

 USB、ステレオミニ×3系統に加え、2.5mm端子×2も備えている。

GSX 1200の端子部、2.5mm端子×2も備えている