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ソニー4K有機ELテレビ「BRAVIA A1E」発表。画面から音を出力

 ソニーは4日(米国時間)、4K有機ELテレビ「BRAVIA A1Eシリーズ」を発表した。75/65/55型の3サイズを用意し、価格や発売日等はおって発表予定としている。

 BRAVIA A1Eは、BRAVIA初の有機ELテレビで、4K/3,840×2,160ドットの有機EL(OLED)パネルを採用。液晶テレビのフラッグシップ「Z9Dシリーズ」にも搭載している4K HDRプロセッサー「X1 Extreme」などのソニーの高画質化技術を結集しており、自発光デバイスである有機ELパネルの特長を最大限に引き出すという。HDR方式として、Dolby Visionにも対応する。

 広色域なトリルミナスディスプレイやデータベース超解像を行なう「4K X-Reality Pro」にょり画質向上を図っている。

 サウンド面でも、ディスプレイを振動させることでテレビの画面から音が直接出力される独自の「アコースティックサーフェス」を搭載。通常は画面周辺に配置されるスピーカー部分をあえてそぎ落とし、スピーカーレスかつスタンドレスのデザインを実現。「画面自体から音が出ることで、映像と音を一体にし、リアリティーあふれる映像体験を楽しめる」という。

 視野角の広い有機ELパネルと、音像と画像が一体化するアコースティックサーフェス」の組みあわせにより、「リビングのどこからでも理想的な体験が得られる」としている。

スタンドレスのデザインを実現

 OSはAndroid TVで、Chrome Cast built-in(Google Cast)によりスマホなどからのワイヤレス映像出力に対応。Google Playからのアプリダウンロードや映画、音楽、写真、ゲームプレイが可能。映像配信サービス「PlayStation Vue」や4K配信「ULTRA」にも対応している。

 また、クアッドエッジ(quad-edge)LED構造やSlim Backlight Drive+により、エッジ型LEDながらハイコントラスト映像再現と、薄型化を実現した「BRAVIA X940E/X930Eシリーズ」も発表。X940Eは75型、X930Eが65/55型で展開する。