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「Fire TV Stick」新機種が4月6日発売。4コアCPU/HEVC再生/11ac対応で4,980円
2017年2月21日 21:16
Amazon.co.jpは、映像配信サービスのプライム・ビデオやAbema TV、Netflix、DAZN、dTVなどをテレビで楽しめるスティック型デバイス「Fire TV Stick」の新モデルを4月6日より発売する。価格は4,980円(税込)。
「Fire TV Stick」は、テレビのHDMI端子に直接挿して、映像配信サービスなどが楽しめるスティック型の端末。プライム会員(年会費3,900円/税込)向けに無料で配信する「プライムビデオ」なども利用可能。なお、Fire TVとは異なり4K映像の再生には対応せず、720p/1080p、最大60fpsのサポートとなる。音声は7.1chまで対応。HDMIのバージョンは1.4bで、HDCP 1.4対応。スマートフォンやタブレットにある動画や音楽、写真などをミラーリング機能によりテレビに表示することも可能。
CPUは、従来のデュアルコアから、クアッドコアのMediaTek Quad-core ARM(1.3 GHz)に強化し、専用のGPU「Mali450 MP4」も搭載、802.11ac対応のデュアルバンド/デュアルアンテナWi-Fiに対応(従来は11a/b/g/nのみ)。メモリは1GB搭載し、「Chromecastの2倍のメモリで素早く滑らかな動作を実現」するという。
動画はHEVC(High Efficiency Video Codec)にも対応。既存のインターネット接続環境で今まで以上に1080p HDストリーミングを視聴できる」としている。
映画やテレビ番組を視聴しながら、次に視聴したい作品をより簡単に探せる機能を提供。映画の予告編やスクリーンショットを映し、観たいコンテンツを見つけられるという。また、ホーム画面からアプリやゲームをより簡単に検索できるようにした。視聴方法として「いますぐ見る」、「レンタル」、「購入」などを表示するビューイング・オプションも用意している。
過去の動画視聴履歴に基づいて、事前に再生の準備をするASAP機能(Advanced Streaming and Prediction)も引き続き搭載し、スムーズに再生可能としている。ユーザーの視聴傾向が変わった場合にも変更が反映され、使用頻度が増す度にキャッシング予測も向上するという。
音声認識/検索対応のリモコンが付属。従来は音声認識リモコン付きモデル(6,480円/税込)と音声認識非対応リモコン付き(4,980円/税込)を用意しているが、新モデルは音声認識リモコン付きのみで4,980円(税込)に一本化された。なお、Fire、Android、iOSに対応した無料のFire TVリモコンアプリからも音声検索できる。ストレージメモリは8GBで従来と同じ。Bluetooth 4.1も搭載する。
映像配信サービスは、プライム・ビデオのオリジナル作品を含む5万以上の映画/ドラマなどに加え、Abema TV、Hulu、Netflix、YouTube、niconico、DAZN、DMM、dTV、NHK World TVなどの対応アプリから各サービスを利用可能。
音楽は、Amazonのミュージックライブラリと連携し、購入済みの曲を再生できる。プライム会員向けのAmazonミュージックにより「100万曲以上の楽曲と、数百のプレイリスト」が聴き放題となる。
写真は、スマホなどでAmazon Driveにアップロードしたものをテレビに出力可能。Final Fantasyなどのゲームも利用できる。別売のゲームコントローラとも連携できる。
Whispersync機能により、ユーザーの動画や音楽のライブラリを同期。FireタブレットやiPhoneで映画を見始めて、帰宅後に続きをFire TV Stickを介してテレビで視聴できる。同機能に対応したゲームも用意する。
外形寸法は85.9×30×12.6mm(縦×横×厚さ)、重量は32g。ACアダプタや、HDMI延長ケーブルなどが付属する。
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