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巨大な筒の中で跳ね回るピンポン! ソニー新スピーカー発売記念で「低音卓球」

 ソニーから登場した、重低音とライティングで音楽を盛り上げる「EXTRA BASS」シリーズの新ワイヤレススピーカー「SRS-XB40/30/20/10」。その発売を記念し、重低音と卓球を連携させた「低音卓球」が、5月16日~21日の期間限定で、東京・渋谷のEST渋谷東口会館9階・渋谷卓球倶楽部で実施される。その前日となる15日、オープニングイベント「低音卓球PARTY」が開催。“未体験ピンポン”が披露された。

低音卓球

低音卓球とは

 泡にまみれて踊る音楽イベント「泡パ」や大量のスモーク演出の中で音楽を楽しむ「スモーキーディスコ」など、“非日常をつくる”をコンセプトに様々なイベントやプロジェクトを手がけるパーティークリエイター・アフロマンスとソニーが初めてタッグを組んだイベント。

 ワイヤレススピーカー「SRS-XB40」の特徴である、重低音を轟かせるウーファをイメージした2つの筒状の“卓球台を開発。普通の卓球は、平面の卓球台で行なうが、筒状であるため、ピンポン玉が左右や上下の壁にも反射。360度にバウンドする、予測不可能な“三次元ピンポン”が楽しめるようになっている。

ワイヤレススピーカー「SRS-XB40」
ワイヤレススピーカーのデザインを模して作られた低音卓球

 自分のコートにワンバウンドさせてサーブを打つのは通常の卓球と同じだが、打ち返す相手は何バウンドしてもOKなのが低音卓球の特徴。前述の通り、横や上でもバウンドするため、打ち返したつもりが相手のコートに飛ばず、自分のコートでバウンドしてしまう事もある。それでも再びピンポン玉を相手のコートへ打ち返せればラリーは継続。打ち返せずに、自分側の床に落ちたらNGとなる。

低音卓球をプレイしているところ。あっちこっちでバウンドするため、“一人相撲”になる事も多く、難易度は高めだが、ハプニングの連続で面白い
ソニー、新ワイヤレススピーカー発売記念「低音卓球」-AV Watch

 会場では重低音が鳴り響き、プレーヤーの背後には「SRS-XB40」を設置。そのサウンドを筒状の卓球台で増幅。プレーヤーは重低音を体で浴び、高揚感に包まれながら三次元ピンポンをプレイできる仕組みだ。

奥のプレーヤーの背後で光っているのが「SRS-XB40」

 15日のイベントでは「SRS-XB40」を30台用意。会場のいたるところに設置し、連携再生させ、高い低音再生能力をアピールしていた。

 なお、低音卓球の設備は5月16日~21日の期間限定で渋谷卓球倶楽部に設置され、渋谷卓球倶楽部の利用者であれば、卓球台の1つとして利用できるようになっている。

 渋谷卓球倶楽部は、軽食やお酒を楽しみながら、卓球もプレイできるというスポット。料金は卓球台1台、30分あたり、月~金の10時~19時であれば600円、19時~LASTまでは900円。土・日・祝日は全時間900円。シューズの無料貸出も行なっている。

渋谷卓球倶楽部

低音卓球PARTYにはDJも参加

 15日に開催されたオープニングイベントの低音卓球PARTYには、手がけたパーティークリエイター・アフロマンスが登場。

 さらに、ULTRAやEDCなどの大型EDMフェスにも出演するTJOや、m-flo☆Taku Takahashiが主催したCDJ BATTLE大会で初代グランドチャンピオンに輝いたKICK OFF、俳優 川原一馬のDJ名義であるKAZUMA KAWAHARAなど、国内外で活躍するDJも参加。最新のダンスミュージックで会場を盛り上げた。

俳優 川原一馬のDJ名義であるKAZUMA KAWAHARA

ワイヤレススピーカー「SRS-XB40/30/20/10」の特徴

 詳細は既報の通り。5月13日から発売されており、価格はオープンプライス。店頭予想価格は「SRS-XB40」が24,000円前後、「SRS-XB30」が19,000円前後、「SRS-XB20」が13,000円前後と、3モデルをラインナップする。

ワイヤレススピーカーも展示

 いずれも一体型のステレオBluetoothスピーカーで、IPX5防水に対応。アウトドアでも利用できる。

 最上位のXB40は、61mm径ユニットを2基搭載。XB30は48mm径ユニット×2、XB20は42mm径ユニット×2。いずれもパッシブラジエータ2基を備え、低域を強化。新たに中/小音量でも低域を増強できる機能をDSPに搭載している。音声コーデックはSBC/AAC/LDACに対応。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPをサポート。

XB40が光っているところ

 最大10台を連動させて同じ曲を同時に流せる「ワイヤレスパーティーチェーン」に対応。XB40/30/20であれば異なる機種でも連携できる。

 同モデル2台をワイヤレス接続して同時に音を出す「Speaker Add」も備え、2台から同じ音を出す「ダブルモード」のほか、1台でLチャンネル、もう1台でRチャンネルを出力してセパレートのステレオスピーカーのように使える「ステレオモード」にも対応。

 カラフルなライトを備えているのも特徴で、光り方は各モデルで異なる。XB40はマルチカラーのラインライトとストロボフラッシュを備え、スピーカーの振動板部分を照らして白く見せるスピーカーライトも備えている。

EXTRA BASSシリーズのヘッドフォンも紹介された