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映画館に滑り台とトランポリン、国内初「げんきッズシアター」がイオンシネマ常滑に

 イオンエンターテイメントは、愛知県常滑市のショッピングモール「イオンモール常滑」に増設された「シネマ棟」に、シネマコンプレックスの「イオンシネマ常滑」を7月12日にグランドオープン。9スクリーン、1,089席を用意するが、そのなかの1スクリーンに、遊具施設とスクリーンを一つにした、国内初のキッズ向けシアター「げんきッズシアター」を導入する。所在地は愛知県常滑市りんくう町2丁目20番3イオンモール。

イオンシネマ常滑に導入される「げんきッズシアター」

 スクリーンや観客席に加え、プレイエリアを用意。そこに、なめらかな滑り心地の超高分子量ポリエチレン製の滑り台「ビックウェイブスライダー」や、表面をテントシートで覆った、靴を履いたまま遊べるトランポリン「ジャンピングボム」を設置。映画の上映開始前や、上映終了後各15分間に設定されたプレイタイムで、この施設を利用できる。「小さなお子さまの映画館デビューにもおすすめ」だという。

プレイエリアに滑り台とトランポリンを用意

 シアター内はこれまでの映画館の常識を覆す、カラフルでポップな内装で、ビビッドなカーペットに、壁面はイエロー・ピンクなどのアクセントカラーを使い、カラフルな遊具とのマッチングを図っている。

 席数は43席。カラフルな子供専用シートはやわらかなクッションタイプを採用し、「シアター全体が遊園地のような楽しさでシネマタイムを盛り上げる」という。価格は他のスクリーンと同じで、通常料金は一般1,800円、幼児900円、小中学生1,000円。

 「イオンシネマ常滑」は、多彩なエンターテイメント機能を備えた大型ショッピングモールであり、今回の「げんきッズシアター」は、「集客相乗効果で幅広い顧客を獲得するとともに、子どもたちが映画と親しむきっかけとなるよう、映画鑑賞+αの楽しさを提案」するためのものだという。今回の出店により、イオンシネマの劇場数は愛知県で7劇場、全国で88劇場、744スクリーンとなる。