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オンキヨー、声で操作するイヤフォンのネインとヒアラブル・AI共同開発で合意

 オンキヨーグループは、イヤフォンなどを手掛ける株式会社ネインとAIにつながるヒアラブル市場への商品共同開発について、基本合意した。

 具体的には、オンキヨーグループが企画開発するヘッドホンにおける音声認識、通知機能のアプリケーションの共同開発とAndroid・iOSアプリの提供(Android版は(17年8月末リリース予定)。また、AI技術に対応するスマートスピーカーへの音声認識、通知機能の開発や、ネインが企画・開発するヒアラブル・AIデバイスへのオンキヨーの開発支援などを予定している。

 ネインは、声で操作できるイヤフォン「APlay(エープレイ)」などを開発。同社のAndroidアプリ「APlay」に連携することで、音声アシスタントによりユーザーの必要な情報を読み上げ、カレンダー、天気、路線情報、ニュース、Twitterなどの情報や、LINE、Facebookメッセンジャー、SMSなどのメッセージなどテキスト通知と連携することができる。

APlay

 ネインは自社ブランドでの企画開発を行なうだけでなく、「APlay」をはじめとするヒアラブル技術の多方面でのさらなる活用をグローバル市場で図る考えで、オンキヨーもスマートスピーカーなどIoTを見据えた次世代製品に取り組んでいることから、双方のもつ強みを活かし、AIとつながるヒアラブルデバイス市場における商品共同開発の検討で合意した。共同開発のあり方や、リリースする商品の詳細には、今後検討を重ねていくとしている。