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JVC、高さ11cmで5.5万円のハイレゾウッドコーンコンポ「EX-S55」

 JVCケンウッドは、ハイレゾ音源のUSB再生に対応したJVCブランドのウッドコーンスピーカーコンポ「EX-S55」を9月上旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後。カラーはブラウン(T)、ブラック(B)の2色を用意する。

EX-S55T(ブラウン)

 木を振動板に用いたウッドコーンスピーカーと、CD/USBメモリ再生機能を備えたメインユニットで構成。ウッドコーンの響きを手軽に楽しめるスタンダード機という位置づけで、新たにUSBメモリ内のハイレゾ音源の再生に対応。最高192kHz/24bitのFLAC/WAVファイルを再生できる。MP3/WMAも再生可能。

EX-S55B(ブラック)

 ウッドコーンスピーカーは8.5cm径フルレンジユニットを搭載。ユニット後部にウッドブロックを配置して不要な振動を抑えている。エンクロージャのバスレフの長さを最適化して「より自然でなめらかな音場と豊かな音楽表現を実現する」という。

 メインユニットは、CD-R/RWやMP3、WMAを収めたディスクを再生可能。FM/AMラジオチューナはワイドFM(FM補完放送)に対応する。スマートフォンの音楽をワイヤレス再生できるNFC対応Bluetooth機能も備えている。改良によってノイズ軽減を図ったフルデジタルアンプを採用。実用最大出力は25W×2ch。AUX入力やヘッドフォン出力を備える。

 メインユニットとスピーカーの高さを11cmにあわせた「フラット&ロースタイルデザイン」を採用。ボトムや内部シャーシ部のパーツには異種金属を組み合わせて振動を抑制。電源回路部品にも徹底した振動対策を施している。

 消費電力は25W(待機時0.5W以下)。Bluetoothスタンバイ時は7W以下。外形寸法と重量は、メインユニットが219×289×110mm(幅×奥行き×高さ)、2.1kg、スピーカーは1本あたり140×277×110mm(同)、2kg。リモコンやFM/AMアンテナなどが付属する。