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ケンウッド、約2万円でBluetoothとFLAC 96kHz再生対応のカーオーディオ

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドの2DINカーオーディオで、Bluetoothに対応した「DPX-U740BT」を10月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後。

2DINカーオーディオで、Bluetoothに対応した「DPX-U740BT」

 CD、USBメモリ再生、iPhone/iPod有線接続、Bluetooth受信機能、AM/FMチューナを搭載した2DINサイズのカーオーディオ。

 Bluetooth受信はAACコーデックに対応し、スマートフォンなどとワイヤレスで連携。高音質で再生できる。プロファイルはHFP/A2DP/AVRCP/SPP/PBAPに対応しており、ハンズフリー通話も可能。そのためのマイクも備え、音楽再生中でもワンプッシュで通話ができる専用ボタン、発着信履歴表示、6件の連絡先プリセットも装備する。AUXのアナログ音声入力も備えている。

 スマートフォン向けにアプリ「KENWOOD Remote」を用意。アプリからカーオーディオを操作し、オーディオの再生や音質設定ができる。

 別売のケーブル(KCA-iP102、もしくはKCA-iP103)を使い、iPhone/iPodと有線接続が可能。「APP & iPod コントロールハンドモード」を使い、カーオーディオからiPhone/iPod内の音楽再生や選曲ができる。

 Android向けには「KENWOOD Music Play」アプリを用意。USBで接続したAndroidスマートフォンの楽曲を、カーオーディオから、アーティスト、アルバムなどの項目を使って選択・再生できる。

 USBストレージに保存した音楽ファイルの再生も可能で、MP3/WMA/AAC/WAV/FLACの再生が可能。FLACは96kHz/24bitまでのファイルが再生可能。24bit DACを搭載している。

 ワイドFMに対応したFM/AMチューナも搭載。インターネットラジオ受信用アプリ「TuneIn Radio」、「TuneIn Radio Pro」にも対応する。

 車内でのサウンドポジションを最適化するためのデジタルタイムアライメント調整機能を搭載。音楽を聴く座席に合わせ、各スピーカーの距離とレベルを詳細に設定できる。車内の状況や好みに合わせ、周波数レベルを細かく調整する13バンドのイコライザや、各ソースで変わる音量レベルを調整するボリュームオフセット機能、周波数を上げてロードノイズの影響を軽減するドライブイコライザー、5段階で低音を調整できるバスブースなども利用可能。

 アンプは、50W×4のMOS-FET。USBとAUX端子は前面に搭載。13桁/3行で、視認性に優れたディスプレイと、1,000色のカラー調整が可能なバリアブルイルミネーションを備えている。