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“極上重低音”を目指した19型プライベート・ビエラ「19Z1」

 パナソニックは、極上重低音を目指したという19型ポータブルテレビ「プライベート・ビエラ」最上位モデル「UN-19Z1」を10月20日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後。

プライベート・ビエラ「UN-19Z1」

 19型/1,366×768ドット液晶のワイヤレスモニターと、BD/DVDプレーヤー内蔵のテレビチューナ部、クレードル型スピーカーから構成されるポータブルテレビ。テレビ放送やBD/DVD、映像配信サービスなどを1台で楽しめるほか、迫力の音響を楽しめるスピーカーが特徴で、プライベート空間で迫力の映像と音を体感できる「ひとり贅沢」を実現するという。

プライベート空間の極上重低音を目指した

 「プライベートな空間での臨場感」にこだわり、サブウーファを搭載した2.1ch構成の専用スピーカーを搭載。スピーカーの左右に4cmフルレンジユニット2基ずつ備えるほか、下部にサブウーファと対向配置のパッシブラジエータを内蔵。サブウーファの前にはアクリル板を配置し、迫力ある低域を本体下の音孔スリットから出力する。出力は5W×4+20Wの総合40W。

 モニターの左右のフルレンジスピーカーは、上部ユニットを外側に下部ユニットを正面に向かって配置することで、広がりある音を再現しながら、音の移動の表現力を向上。サブウーファの音を画面下から出力することで低音を直接浴び、「映画館やライブ会場のような体験が可能」としている。

スピーカー部
ユニット構成
内部構造

 音質はスタンダード/ナイト/ユーザーに加え、迫力ある映画体験のための「エクストリームシネマ」と、音楽用の「エクストリームライブ」も搭載する。

 エクストリームシネマは、重低音の量感をアップし、帯域拡張したことで迫力を向上。バーチャルサラウンドによる広がり感を活かし、「映画館の特等席のような体験」を目指したという。

 エクストリームライブは、バスドラのリズム感の強調や、声や楽器の輪郭を明瞭にし、「ライブ会場の体験の再現」を目指した音楽モードとなる。

5つの音声モードを装備

 テレビやBD/DVDの再生だけでなく、Bluetoothスピーカーとしても動作。スマートフォンやPCの音楽を「UN-19Z1」でも楽しめる。スピーカー部の外形寸法は606×119×251mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.9kg。消費電力は約12W。ACアダプタが付属する。

NetflixやYouTubeに対応。音声操作も

 チューナ部には、地上/BS/110度CSデジタルチューナと500GB HDDによるレコーダ、BD/DVDプレーヤーを搭載し、モニターにワイヤレスで映像/音声を伝送する。内蔵HDDのほか、別売のUSB HDDへの録画にも対応。HDMI出力やUSB端子のほか、LAN端子やIEEE 802.11n/a/b/g無線LANを搭載する。チューナ部の外形寸法は316×180×46mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.5kg。

 テレビやBD/DVDに加え、NetflixやYouTube、Hulu、dTV、DAZN、radiko.jpなどの映像/音楽サービスに対応。これらの配信サービスも楽しめる。「お部屋ジャンプリンク」に対応し、DIGAで録画した番組などもモニターから再生できる。

 モニター部とチューナ部は、IEEE 802.11n/a/b/g無線LANで接続。操作はリモコンで行ない、番組表表示や録画予約などの操作が行なえる。また、モニターの上部にマイクを備えており、音声操作にも対応。チャンネルやボリューム切替のほか、番組表からのタレント名やジャンル名での検索や、YouTubeのダイレクト検索、映像配信サービスや録画番組などの切り替えなどに対応する。

 スピーカー部がクレードルとなっており、モニター部を充電できる。スピーカーを外して、モニターだけでも番組を楽しめる。バッテリ駆動時間は最大3.5時間。なお、モニター部のスピーカー出力は1W×2ch。ステレオミニの音声出力も備えている。モニター部の外形寸法は446×29.5×294mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約2.2kg。

2ウェイスタイル

 店頭デモ用のコンテンツとして、BOOWYの「MARIONETTE/NO.NEWYORK」と「ワイルドスピードICE BREAK」を用意する。