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DSD 11.2MHzとバランス対応で45,000円のプレーヤー「PAW 5000 MKII JP」

 トップウイングサイバーサウンドグループは、Lottoブランドのハイレゾ対応ポータブルオーディオプレーヤー新機種「PAW 5000 MKII JP Edition」を11月3日に発売する。価格は45,000円。

DSD 11.2MHzとバランス対応で45,000円のプレーヤー「PAW 5000 MKII JP」 PAW 5000 MKII JP Edition
PAW 5000 MKII JP Edition

 同社はフラッグシップモデルPAW Goldのマイナーチェンジ版となる「PAWGold2017」も12月に発売予定。これら2モデルの新製品発表会を「秋のヘッドフォン祭 2017」(中野サンプラザ)において11月3日の11時30分から開催。展示と試聴も予定している。

DSD 11.2MHzとバランス対応で45,000円のプレーヤー「PAW 5000 MKII JP」 「PAWGold2017」を12月に発売予定
「PAWGold2017」を12月に発売予定

AK4490EN搭載でDSD 11.2MHz対応「PAW 5000 MKII JP Edition」。バランス出力も

 NAGRAプロフェッショナル部門のODM製造を行ない、アジア最大の放送機器製造会社でもあるInfomediaのコンシュマーブランドLotooが、2年半ぶりに発売する、PAW5000の改訂版となるハイレゾ対応ポータブルプレーヤー。日本オーディオ協会のハイレゾロゴも取得している。

DSD 11.2MHzとバランス対応で45,000円のプレーヤー「PAW 5000 MKII JP」 PAW 5000 MKII JP Edition
PAW 5000 MKII JP Edition

 11.2MHzまでのDSDや、384kHzまでのPCMなどを再生可能。新たに旭化成エレクトロニクスのDACチップ「AK4490EN」を採用し、DSDは11.2MHzのネイティブ再生に対応。DXDはPCM 384kHzまで対応し、「エントリークラスにおける最高スペック」としている。外観デザインは変更せず「性能の充実をはかることによって前モデルからの価格据え置きを実現した」という。

 ヘッドフォン出力は150mW×2ch(32Ω)。端子はステレオミニに加え、2.5mm 4極のバランス出力も装備。光デジタル出力にも対応する。

 オペアンプはTI「OPA1622」。microSDXC対応スロットを備え、容量は最大2TB。アナログ・デバイセズの「Blackfin 514 DSP」を搭載する。

 Bluetoothにも対応し、プロファイルはA2DPをサポートする。2型のカラーディスプレイを備え、日本語表示にも対応。1,700mAhのリチウムポリマーバッテリを内蔵する。外形寸法は98×55×17.5mm(縦×横×厚さ)、重量は110g。インターフェイスはUSB 3.0。