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“空飛ぶタマゴ”、パワービジョンから4K空撮ドローン「PowerEgg」登場

 臻廸(しんてき)日本は、中国パワービジョンの空撮対応ドローン「PowerEgg」を11月11日に発売した。直販サイトでは「4~6週間以内に配送」としている。直販価格は176,000円。発売記念キャンペーンとして、11月30日までの間に予約すると、専用バックパック「PowerVision Pack」が先着150人にプレゼントされる。

「PowerEgg」の飛行イメージ

 レオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」の黄金比をもとにデザイン・設計したという新型ドローン。卵型でコンパクトに持ち運びでき、飛行する際は卵の横からプロペラやスタンドを広げて使用する。バッテリとプロペラを含む重量は2,100gで、200g以上であるため改正航空法の対象となる。外形寸法は閉じた場合が272×176mm、飛行時は272×476mm。

プロペラやスタンドを収納した状態
展開した状態

 1/2.3型のCMOSセンサーを搭載したカメラも備え、3,840×2,160ドットの4K動画撮影もサポート。4,254×3,264ドットの静止画撮影も可能。ストレージはmicroSDカードを採用する。動画の形式はMP4、MOV(MPEG-4 AVC/H.264)に対応する。カメラは3軸のジンバルで固定。360度パノラマ撮影も可能。720p映像をリアルタイムにスマホへと転送もできる。

 最大上昇速度は5m/s、最大下降速度は2m/s、水平飛行速度は最大13m/s(いずれもPモード、無風状態)。飛行時間は約23分間。GPSモード/GLONASSダブルモードや、室内向けの超音波オプティカルフロー測位機能なども備える。

 空撮時には、設定ポイントを中心として、円を描くように飛行するモードや、地図上で離着陸地点を設定し、それに沿って飛行させるモード、GPS搭載のリモコンを活用し、機体と操縦者との正確な相対速度と距離で飛行するフォローミー機能も利用可能。飛行時にアプリ上で安全飛行区域を設定し、最大飛行領域を守るスマート電子フェンスモードも利用可能。

 スマホ向けアプリ「Vision+」を用意しており、映像を確認しながらの飛行が可能。付属のコントローラーには、スマホなどを固定できる。アプリでは操作だけでなく、空撮レクチャー、飛行ルートの記録、SNSシェアなどもサポートしている。

 体感センサーリモコンも同梱。片手の操作で前後左右に飛ばす事ができ、簡単に写真や映像を記録できるという。ワンタッチ離陸、自動着陸機能も装備する。

コントローラーにはスマホなどを固定できる
体感センサーリモコン