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ALO audio、クライオ/アニール処理を施したポータブル用ステレオミニケーブル刷新

 ミックスウェーブは、米ALO audioの新製品として、デザインを一新したステレオミニケーブル4製品を11月17日に発売する。ポータブルオーディオ機器の接続に使う短いケーブルで、価格はいずれもオープンプライス。店頭予想価格は「Reference 8 Mini to Mini Cable」(ALO-2897)が37,800円前後、「SXC 8 Mini to Mini Cable」(ALO-2880)が28,500円前後、「SXC 22 Right Angle Mini to Mini Cable」(ALO-2873)が21,500円前後、「Green Line Mini to Mini Cable」(ALO-2903)が11,700円前後。

Reference 8 Mini to Mini Cable

Reference 8 Mini to Mini Cable

 Reference 8 Mini to Mini Cableは、 ALO独自のケーブル製法「クライオ処理(極低温熱処理)」や、「アニール処理(焼なまし処理)」を施し、分子レベルまで品質を高めた計8本の高純度銀メッキ無酸素銅と、高純度無酸素銅を導体として採用。

 独自の編み方によってそれらをまととめることで、「美しい形状は保たれ、捻れにくく曲げやすいという、非常に高い品質を可能にした」という。マイクロフォニックノイズを最小限に抑える構造も採用し、「音をより忠実に耳元まで送り届ける役目を十二分に果たしてくれる」という。

 被覆には、導体などの品質劣化を防ぐテフロン(ふっ素樹脂)を使用している。導体径は24AWG。ステレオミニの端子はストレート型。

SXC 8 Mini to Mini Cable

 Reference 8と同様に、クライオ処理とアニール処理を施した導体を8本採用。導体の素材は高純度銀メッキ無酸素銅を使っている。導体径は24AWG。被覆はテフロン。ステレオミニの端子はストレート型。

SXC 8 Mini to Mini Cable

SXC 22 Right Angle Mini to Mini Cable

 クライオ処理とアニール処理を施した、高純度銀メッキ無酸素銅の導体を3本採用。導体径は23AWG。被覆はテフロン。ステレオミニの端子はL字型。

SXC 22 Right Angle Mini to Mini Cable

Green Line Mini to Mini Cable

 ALOの中で、 最大のコストパフォーマンを持つという「Green Lineシリーズ」の製品。導体は、「他のMini to Miniケーブルにも使用されている導体と同等の品質を保つ導体」としており、素材は高純度銀メッキ無酸素銅と高純度無酸素銅。被覆には、安価なポリ塩化ビニル(PVC)を使い、コストを抑えている。導体径は23AWG。

Green Line Mini to Mini Cable