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エレキット、真空管・デュアルオペアンプ採用ポータブルアンプ
2017年11月17日 13:13
イーケイジャパンは、電子工作キット「エレキット」より、真空管ハイブリッドポータブルヘッドフォンアンプ「TU-HP03」を'18年1月末に発売する。価格は23,000円。
’13年発売の「TU-HP01」から高音質化を図った新モデル。採用している真空管はTU-HP01と同じ電池管(Raytheon 6418×2本)だが、真空管を基板から浮かせ、回路構成を見直してマイクロフォニックノイズをさらに低減。ホワイトノイズも抑えている。
出力部には、デュアルオペアンプのJRC「NJM2114DD」を各チャンネルに1本ずつ採用し、パラ接続によってドライブ能力や左右チャンネルのセパレーションを向上。正負両電源を供給することで音の色づけが大きい電解コンデンサを排除し、クリアなサウンドを追求。ユーザーが他のオペアンプに差し替えて音の違いを楽しむこともできる。
電源スイッチ付きの音量調節ダイヤルや、入力レベルに合わせてゲインを切り替えられるスイッチを備える。また、電源オン時のポップノイズ発生も抑えた。
周波数特性は10Hz~150kHz、対応ヘッドフォンインピーダンスは16Ω~32Ω。ステレオミニの音声入力とヘッドフォン出力を備える。電源は単3形乾電池4本または単3形Ni-MH充電池4本で、約15時間の連続使用が可能。外形寸法は74.5×162×17.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量190g(電池含まず)。