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Optoma、HDR 10にも対応した約30万円の4K DLPプロジェクタ「UHD60」
2017年11月29日 14:16
オーエスプラスeは、価格を抑えたOptomaブランドのホームシアター向け4K DLPプロジェクタ「UHD60」を12月1日に発売する。HDR 10にも対応。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30万円前後。カラーはピアノホワイト。
「UHD65」(実売50万円未満)の姉妹機で、「4K HDRの世界を身近に」というコンセプトで開発された。TI製の4K DLPシングルチップを搭載しており、9,000回/秒の高速スイッチング技術により830万画素(2,716×1,528×2)を実現した。DMDパネルのサイズは0.65型。
ITUの4K UHD規格に適合し、HDR 10にも準拠。「HDR技術がコントラスト比を広げることで、明暗の階調差だけでなく、さらに奥行き感と色合いを増し、スクリーンの中に没入する感覚を味わえる」という。なお、3Dには非対応。本体に8Wのステレオサラウンドスピーカーも内蔵する。
光源は240W UHEランプで、明るさは3,000ルーメン。コントラスト比は100万:1。レンズは1.6倍ズーム対応でF2.5~3.26。投写距離と画面サイズは0.92m(30型)~14.74m(300型)。垂直レンズシフト機構も備えているが、台形補正には対応していない。
HDMIは2系統(HDMI 2.0×1、HDMI 1.4a×1)備え、1系統はMHLにも対応する。HDCP 2.2もサポートする。
HDMIのほか、アナログRGB(D-Sub 15ピン)×1入力や、アナログ音声の入出力×各1、光デジタル音声出力×1、USB、12Vトリガー、RS-232C、LAN端子などを装備。騒音は25dB(エコモード)、消費電力は317W(ブライトモード)。外形寸法は498×347×288mm(幅×奥行き×高さ)、重量は7.8kg。レンズキャップやリモコンが付属する。