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Mojoをネットワークプレーヤー化する「Poly」、12月8日発売で79,980円

 アユートは、英Chord ElectronicsのDAC搭載ポータブルアンプ「Mojo」に取り付ける事で、ネットワークプレーヤー/microSDプレーヤーとして使えるようにする追加モジュール「Poly(ポリー)」を、12月8日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は79,980円(税込)。

ネットワークプレーヤー/microSDプレーヤー機能の追加モジュール「Poly(ポリー)」

 Mojoはポータブルプレーヤーやスマートフォンなどと接続して利用するポータブルアンプだが、MojoにPolyをドッキングする事で、Mojoにプレーヤー機能を追加できる。

Polyのドッキング側端子
MojoとPolyをドッキングしたところ。右がPoly
左がPoly

 Polyには、IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)の無線LAN機能、Bluetooth 4.1機能、microSDカードスロットが搭載されている。microSDに保存した音楽ファイルが再生できるが、PolyとMojoにディスプレイは搭載していないため、楽曲の選曲などの操作には、スマートフォンやタブレットのネットワーク再生アプリを使用する。Wi-Fi環境がない場所では、スマートフォンなどのテザリング機能を使い、アプリから操作し、microSD内ファイルの再生が可能。

PolyにはmicroSDカードスロットが搭載されている

 PolyはDLNAに対応しており、ネットワークプレーヤーとして、LAN内のNASやPCに保存した音楽ファイルをストリーミング再生でき、ドッキングしたMojoを介してヘッドフォン/イヤフォンで音楽が楽しめる。楽曲の選曲などの操作には、スマートフォンやタブレットのDLNAアプリを使用する。

 Bluetoothにも対応し、スマートフォンとワイヤレスで接続、スマートフォンからの音楽をPolyで受信し、Mojoから聴く事ができる。BluetoothのプロファイルはA2DPに対応する。

 AirPlayもサポート。同一ネットワーク内のiOSやMac OSデバイス上の音楽や、Apple music、Spotifyなどのストリーミングサービスなどのアプリから、Airplay機能を使い、Polyへのストリーミング伝送が可能。なお、Wi-Fi環境がない場所でも、iPhoneのテザリング機能を使い、Mojo+PolyをiPhoneから利用できる。

 ネットワークに接続されたPC、NAS、スマートデバイスの音楽ファイルや、Tidal(日本未サービス)のストリーミングなどを一元管理できる「Roon」にも。スマホの「Roonリモートアプリ」からも操作できる。

Polyの端子部

 対応するファイル形式はWAV、FLAC、AIFF、ALAC、AAC、OGG、WMA、MP3、DFF、DSF。DSDは11.2MHzまで、PCMは768kHz/32bitまでサポートする。

 2,200mAhのリチウムポリマーバッテリを搭載。約9時間の使用が可能で、充電所要時間は約4時間。外形寸法は62×50×22mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約100g。