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アイ・オー「RECBOX DR」、DIGA全自動録画番組の自動ダビング対応。検索性も向上

 アイ・オー・データ機器は13日、レコーダで録画した番組の宅外視聴に対応したNAS「RECBOX DR」をアップデート。パナソニック製DIGAの全自動録画番組を、自動でRECBOXにダビングする機能を追加する。対応するDIGAは、DMR-BRX2000、DMR-BRX7020、DMR-BRX6000。このほか、録画番組を探しやすくする操作性の改善も行なう。

RECBOX DR

 RECBOX DR(HVL-DRシリーズ)は、テレビやレコーダで録画した番組を、スマホやタブレットなどで視聴できるHDD。家の中だけでなく外出先でもインターネット経由で視聴できる。

 今回のファームウェアアップデートにより、RECBOX DRの処理を見直したことで負荷を低減。レコーダなどからRECBOX DRへ自動ダウンロードする機能の処理能力が向上した。DIGAの全自動録画機能は、HDD容量が不足すると日付の古い順から削除されるが、RECBOXへの自動ダビング機能が可能になることで、観たい番組を長期保管可能になる。

 あらかじめRECBOX DRで、ダビングしたいキーワードとしてチャンネルや番組名などを指定しておくと、該当する番組が自動でRECBOX DRへダビングされる。なお、チャンネル指定により自動ダウンロードされる番組は、録画モード2倍以上、6チャンネル以下に設定する必要がある。例えば6チャンネル録画する場合は、DIGAでの録画を6倍より大きくなるように設定する。また、RECBOXのデジタルラック機能は無効にしておくことが必要。

 今回のアップデートでは、DIGA以外のテレビやレコーダのユーザーも対象として、従来より録画番組が探しやすくなる機能強化が行なわれる。

 新たに「録画番組」フォルダを用意。録画番組とその他の動画を切り分けて保存できるようになった。録画番組フォルダから、7つの項目(ジャンル、チャンネル、曜日、日付、最近の録画番組、フォルダ、すべての録画番組)から観たい番組を探し出せるため、使い勝手が向上するという。

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