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JBLのGoogleスマートディスプレイや個性派ヘッドフォン。Alexaポータブルスマートスピーカーも

 ハーマンインターナショナルは、Googleaアシスタント搭載の“スマートディスプレイ”として、JBLブランドの「LINK VIEW」をCES 2018に出展している。そのほか、Googleアシスタント搭載のBluetoothヘッドフォン「EVEREST 710BT」なども披露した。

JBLのスマートディスプレイ「LINK VIEW」

Googleアシスタント搭載スマートディスプレイが夏に登場

 Googleが米国時間の8日に発表した、Googleアシスタント搭載のディスプレイ端末「スマートディスプレイ」。スマートスピーカーのような音声操作だけでなくタッチ操作も可能で、Googleアシスタントに質問した回答が、声だけでなく文字や写真、地図など視覚でも分かるのが特徴。これに対応したJBLの「LINK VIEW」を米国で'18年夏に発売する。価格は未定。

LINK VIEW
ハーマンブース内の展示コーナー

 ディスプレイは8型で解像度はHD。画面の上にインカメラを備え、Google Duoによるビデオ通話にも対応する。Chromecast Built-inに対応。音声操作などでYouTube動画を再生できるほか、音楽のストリーミング再生も可能で、96kHz/24bitまでの音源をサポートする。

調べた料理のレシピを文字でも確認できる

Googleアシスタント搭載ヘッドフォン

 EVERESTシリーズのBluetoothヘッドフォン/イヤフォンの新モデル「310GA」と「710GA」、「110GA」の3機種は、型番のGAが指す通り、Googleアシスタント機能を搭載したのが特徴。夏頃の発売予定で、価格は310GAが約199ドル、710GAが約249ドル、110GAが約99ドル。

 ハウジングにタッチすると、Googleアシスタントの待機状態になり、話しかけて質問や命令ができる。

EVEREST 310GA。ハウジングにタッチしてGoogleアシスタントを起動
EVEREST 310GA/710GA/110GAがGoogleアシスタント対応

BluetoothイヤフォンにMP3再生機能も。多様化さらに進む

 JBLのBluetoothイヤフォンは、スポーツ向けモデルも豊富にラインナップ。Enduranceシリーズの「DIVE」は、単体でMP3再生機能も備えたのが特徴。1GBメモリを内蔵し、約200曲分を収録できる。価格は約89ドル。IPX7防水に対応する。

MP3再生機能も備えたEndurance DIVE

 ネックバンドを備えた耳掛け型で、マグネットでつながったイヤーフックの部分を手で外すと自動で電源が入り、再びつなげると電源が切れるのも特徴。内蔵バッテリで約8時間の再生ができる。

同じEnduranceシリーズの「JUMP」。イヤーフック部がつながった状態(輪になっている時)は電源OFF、外すと電源ONに

 「Reflect fit」は心拍計も内蔵した本格的なスポーツ向けのネックバンド型で、首周りにしっかりフィットする固めで短いバンドを採用した点が特徴。表面はラバーのような素材で肌触りが良く、運動中にもずれにくいように配慮している。価格は約149ドル。バッテリの連続使用時間は10時間。

Reflect fitは、固めで短いネックバンドを採用

 約39ドルの「T205BT」は、耳穴の奥まで差し込まない形のインナーイヤー型モデル。ねじれにくいフラットケーブルを採用する。連続使用時間は6時間。2時間で球速充電できる。

T205BT

Alexa搭載のポータブルスマートスピーカー

 Harman/Kardonブランドのスマートスピーカーも展示。Amazon Alexa対応で既発表の「Allure」に加え、バッテリ内蔵モデル「Allure Portable」を披露した。台座部分から上の本体を取って持ち運びでき、バッテリで約10時間動作する。96kHz/24bit音源のストリーミング再生も可能。ユニットは1.75インチのフルレンジ2基を備え、出力は20W×2ch。'18年春発売で、価格は約199ドル。

Allure Portable
左が既存のAllure、右がバッテリ内蔵のAllure Portable