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AK70 MKIIに日本限定色。128GB microSDとケースもセットで89,980円

 アユートは、Astell&Kernのポータブルハイレゾプレーヤー「AK70 MKII」に、日本限定カラーの「Marine Blue」と「Sunshine Red」を追加。2月3日に発売する。各色600台の限定生産となっており、特典として128GBのmicroSDカードと専用ケースも付属。価格はオープンプライスで、直販価格は89,980円(税込)と、通常モデル(直販税込79,980円)よりも1万円高価になっている。

AK70 MKII、左からMarine Blue、Sunshine Red

 Marine BlueとSunshine Redは、どちらも日本限定カラー。右側面に「Astell&Kern」ロゴを配置する。microSDカードはSanDisk製で、容量128GB。付属ケースは、ブラック地に各本体色をステッチした専用PUレザーケースとなる。

Marine Blue
Sunshine Red

 プレーヤーとしての機能は、通常の「AK70 MKII」と同じ。

 エントリーモデルながら、最上位「SP1000」の回路設計の特徴である「バランス再生時の高出力化と低歪・高SN比の両立」を取り入れ、アンプ部を強化。出力は3.5mmのステレオミニアンバランスに加え、2.5mm 4極のバランス出力も装備。AK70はアンバランス 2.3Vrms、バランス(無負荷時)で2.3Vrmsだったが、AK70 MKIIではアンバランス 2.0Vrms、バランス(無負荷時)で4.0Vrmsとなった。

 内蔵メモリは64GB、microSDカードスロットも備えており、最大256GBまでのカードも利用できる。DACはシーラス・ロジックの「CS4398」で従来の「AK70」と同じだが、これを1基から2基へ増やし、デュアルDAC構成とした。

 再生対応ファイルは、192kHz/24bitまでのネイティブ再生が可能で、それを超える384kHz/32bitまでの再生も可能だが、ダウンコンバート再生となる。DSDはネイティブ再生非対応だが、5.6MHzまでのファイルを、PCM 176.4kHz/24bitへ変換しながら再生できる。ファイル形式は、WAV/FLAC/MP3/WMA/OGG/APE/AAC/Apple Lossless/AIFF/DFF/DSFをサポート。ギャップレス再生にも対応。

 底面のUSB端子からUSBオーディオデジタル出力が可能。AK70 MKIIをスマートフォンのように扱い、外部のDAC搭載アンプなどにデジタル出力し、そのアンプから音を聴くといった使い方ができる。その際、PCMは384kHz/32bit、DSDはDoPで5.6MHzまでの伝送をサポートする。

 PCとUSB接続して、USB DACとして動作する事も可能。その場合は96kHz/24bitまで対応。DSDはPCM変換再生となる。

 Bluetooth 4.0にも対応。プロファイルはA2DP/AVRCPをサポートし、コーデックはSBC/aptX/aptX HDに対応する。IEEE 802.11b/g/nの無線LAN機能も備え、DLNAを使い、NASなどに保存した音楽を再生したり、スマホからの制御を受け入れる「AK Connect」機能が利用可能。外形寸法は96.8×62.8×15.2mm(縦×横×厚さ)で、重量は150g。