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アナログレコード国内生産が16年ぶり100万枚越え。音楽ソフト全体は微減
2018年1月25日 15:35
日本レコード協会(RIAJ)は25日、2017年の音楽ソフト年間生産実績を発表した。2017年1~12月累計の音楽ソフト生産は、数量が前年比98%の2億245万枚・巻、金額が同94%の2,320億円と前年割れとなった。一方、アナログレコード生産数は106万枚となり、2001年以来16年ぶりの100万枚を回復した
オーディオレコード(CD、アナログ、カセット、その他)の数量は、前年比96%の1億5,437万枚・巻、金額は同98%の1,739億円。CDは前年比96%の1億5,229万枚・巻、同98%の1,706億円。
近年伸長しているアナログレコードは、数量が前年比133%の106万枚、金額は同132%の19億円で、4年連続の2桁増。2001年以来16年ぶりの100万枚回復となる。
カセットテープの数量は57万巻(前年比82%)、金額は4.8億円(同78%)。SACD、DVDオーディオ、DVDミュージック、MDを合わせた「その他」は、数量が44万枚(同95%)、金額が8億(同105%)。
「音楽ビデオ」は、数量が前年比93%の4,808万枚、金額が86%の582億万円。音楽ビデオに含まれるBDは、数量が前年比88%の867万枚、金額は同89%の218億円。音楽ビデオDVDの数量は3,940万枚(同94%)、金額は364億円(同84%)。