ワイヤレスで充電、2台で音楽共有できるBluetoothヘッドフォン、New Bee「NB-10」

　センスアビリティは、ワイヤレス充電や2台でのサウンド共有機能を備えた、New Bee(ニュービー)ブランドのBluetoothヘッドフォン「NB-10」を1月末から発売した。本格量産開始は3月以降で、それまでは限定数量の販売となる。価格はオープンプライス。直販サイトや通販サイト、e☆イヤホン各店舗で販売。直販価格は29,800円(税込)。

New BeeのBluetoothヘッドフォン「NB-10」

　New Beeブランドを手がけるLink Dreamは、2012年に大手オーディオメーカーのサウンドエンジニア達によって創業。他メーカー製品の開発から製造までを下請けするOEMビジネスが60%以上を占めているという。そのプライベートブランドがNew Beeであり、部品メーカーとのパイプを活かし、厳選した最新高級部品を搭載。「工場直下プライベートブランドである利点として、一足早い製品展開と高いコストパフォーマンス」が特徴という。

　NB-10は、内蔵バッテリで動作するBluetoothヘッドフォン。アクティブノイズキャンセリング機能も搭載している。スタンドが付属しており、このスタンドがワイヤレス充電台を兼ねている。ヘッドフォンのヘッドバンド上部に充電エリアが搭載されており、対応ヘッドフォンスタンドに置くだけで充電がスタートする。

　発熱部があるヘッドバンドの外装素材には、耐熱や耐久性に優れ、高級感もあるシープスキン本革を採用。スタンドのベース部にもワイヤレス給電エリアを設置し、Qi規格対応のスマートフォンや時計などの充電に利用できる。

ヘッドフォンだけでなく、Qi規格対応のスマートフォンなども充電できる

　ヘッドフォンには1,050mAhのリチウムポリマーバッテリを搭載。ノイズキャンセリング(NC)OFF時、音量最大で最大60時間、NC ONで音量最大では最大25時間の使用が可能。ワイヤレスでの充電所要時間は2時間程度。

　NB-10はヘッドフォンだが、左右完全ワイヤレスイヤフォンなどで使われている、True Wireless Stereo(TWS)技術を応用したものを搭載。NB-10をもう1台用意すると、2台で同じサウンドを、ワイヤレスで共有できる「ヘッドホン追加機能」を備えている。

　Bluetooth 4.2に対応。コーデックはaptX Low Latencyをサポートしており、高音質かつ30msまで遅延を抑えた伝送が可能。ミュージックビデオ、映画、ゲームに最適としている。プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応。

　ドライバユニットは40mm径で、インピーダンスは32Ω。ペアリングにはNFCが利用可能。iOSと連携し、Siriの起動や、3Dサウンド、有線接続もサポートする。