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LEAR、ダイヤルで低音調整できるMMCXイヤフォン。ベリリウム採用など3機種
2018年2月1日 07:00
桜木電子は、音質カスタマイズができる香港LEAR(リア)ブランドのイヤフォン「LHF-AE1d MMCXシリーズ」3機種を2月2日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は上位モデルから順に「LHF-AE1d Be MKII」が46,800円前後(税込)、「LHF-AE1d Ti MKII」が29,800円前後(税込)、「LHF-AE1d MKIII」が20,800円前後(税込)。
3機種とも、ユーザーの好みに合わせて音質調整ができるのが特徴。本体に備えた270度回転のダイヤルで低域を調整できるほか、別売の「アドバンスノズル」に交換すれば中高域を調整できる。いずれも10mm径のダイナミック型ドライバを搭載し、振動板のコーティングや搭載するマグネットなどが3機種で異なる。
2017年4月に発売した「LHF-AE1d MKII」、「LHF-AE1d Ti」、「LHF-AE1d」からの変更点として、ケーブル交換用の端子が従来の2ピンからMMCXになったほか、製造工場を香港に変更して品質を向上、製造コスト削減により低価格化した。付属のイヤーピースはダブルフランジとトリプルフランジを追加。シリーズ全製品にシルバーコーティングOFCケーブルを同梱する。
フラッグシップモデルのLHF-AE1d Be MKIIは、ベリリウムコーティングの振動板を搭載。ボイスコイルはCCAW(銅被覆アルミニウム線)。N50ネオジウムマグネットを搭載し、高解像度でクリアな音質を実現。配線には無鉛銀ハンダを使用するほか、各パーツに最高の素材を使用したという。再生周波数帯域は5Hz~22kHz、感度は112dB、インピーダンスは16Ω。
LHF-AE1d Ti MKIIは、スタジオ用マイクにも採用されているチタンコーティングの振動板を搭載。ボイスコイルはCCAW、N48ネオジウムマグネットを使用し、歪みを抑えたクリアな音質を実現したという。配線は無鉛銀ハンダを使用。再生周波数帯域は10Hz~20kHz、感度は112dB、インピーダンスは16Ω。
LHF-AE1d MKIIIは5μマイラー材の振動板を搭載。ボイスコイルはCCAW、N40ネオジウムマグネットを備える。再生周波数帯域は20Hz~20kHz、感度は108dB、インピーダンスは33Ω。
3機種とも、付属ケーブルの長さは1.2mで、プレーヤーと接続する端子は金メッキのステレオミニ。