パナソニック、地デジ専用で実売5万円のHDD/DVDレコーダ
-リモコンはチューナとしての利用も想定。AVCREC対応
パナソニック株式会社は、HDD/DVDレコーダの新モデルとして、地上デジタルチューナのみを搭載し、単体デジタルチューナとしての利用も想定した「DMR-XE1」を4月25日に発売する。HDD容量は160GBで、価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万円前後の見込み。
新かんたんリモコン |
リモコンには30秒送り、10秒戻しボタンなども備え、使いやすさを追求。UIには「新スタートメニュー」を採用し、録画番組の再生やSDカード内のコンテンツ表示などが、わかりやすい操作で行なえるという。操作の説明画面を自動で表示する機能や、録画コンテンツの一覧機能、音声操作ガイドなども備えている。
同社BDレコーダなどと同様に、新システムLSI「UniPhier」を採用し、「アドバンスドAVCエンコーダー」も内蔵。DRモードに加え、MPEG-4 AVC/H.264でのハイビジョン録画も可能。ビットレートはHG(12.9Mbps)、HX(8.6Mbps)、HE(5.7Mbbps)、HL(4.3Mbps)から選択可能。AVCRECに対応し、DVDにハイビジョン解像度のまま書き出すこともできる。
録画時にはデータ放送をカットし、容量を節約。音声はAACのまま記録し、5.1ch音声もそのまま記録する。高画質回路「HDオプティマイザー」を備え、ブロックノイズやざわつきノイズを低減。ダビング10にも対応する。
リモコンの赤ボタンを押すだけで録画予約が可能な「かんたん予約」機能を装備。EPGはGガイドで、1チャンネルのEPGを最大8日分一覧表示させるチャンネル別番組表も用意。フリーワード検索やシリーズ一発ダビング機能も備えている。
HDMI端子は1系統で、1080i/720p/480p出力に対応。そのほかの出力はD4、コンポジット、アナログステレオ音声、同軸デジタル音声を各1系統。入力はコンポジットとアナログステレオを各1系統用意。Ethernet端子も備えている。
DVDドライブはDVD-R 16倍速、DVD-RAM 5倍速、DVD-R DL 8倍速、DVD-RW 6倍速のメディアまで対応。SD/SDHCカードスロットも搭載し、JPEG静止画やMPEG-2ファイルの再生も可能。「フルハイビジョンテレ写」にも対応する。外形寸法は430×242×59mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.2kg。消費電力は約26W。
(2009年 4月 8日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]