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Android搭載でフルHD投写、約7.8万円のモバイルプロジェクタ「QUMI Q38」
2018年2月9日 08:30
アドトロンテクノロジーは、Android OSとバッテリを搭載し、PCレスで写真や映像を投写できるフルHDモバイルプロジェクタ「QUMI Q38」を発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は78,000円前後。カラーはブラック(BK)とホワイト(WH)。
外形寸法188×118×34mm(幅×奥行き×高さ)、重さ746gと小型ながら、フルHD解像度で明るさ600ルーメンを実現したDLPプロジェクタ。
Android OS 6.0と無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)、12,000mAhのリチウムイオンバッテリを搭載し、YouTube動画を2時間投写できる。Google Playには非対応だが、APP StoreからAndroid TV向けの動画アプリなどをダウンロードして利用できる。
内蔵の「Vivitek AirReceiver」を使い、iOSデバイス画面のミラーリングやChromeブラウザからのキャスト投写が可能。Miracastにも対応し、Android端末の画面をワイヤレス投写できる。
0.33型/1,920×1,080ドットのDMDで、入力解像度は1,920×1,200ドットや4Kにも対応する。800g以下のバッテリ内蔵LEDモバイルプロジェクタとしては最高の明るさという、600ルーメン(バッテリモードは360ルーメン)。コントラスト比は10,000:1。投写画面サイズは19~130型で、投写距離は50cm~350cm。電動フォーカスや、垂直方向の自動台形補正機能も備えている。
入力はHDMI 1.4b。USB端子を搭載し、WordやExcel、PowerPoint、PDF、AVI/MOV/WMV/MPEGなどの動画、MP3/AAC/FLACなどの音楽、JPEG/PNGといった静止画ファイルを、PCレスで再生・投写できる。
Bluetooth 4.0にも対応。キーボードやマウスなどを同時に7台まで接続可能。Bluetoothスピーカーからの出力は1台のみ。
クアッドコアCPU「ARM Cortex-A53」(2GHz)とメモリ1GBを搭載。ストレージメモリは8GB(ユーザー使用可能領域5GB)。64GBまでのカードが利用できるmicroSDカードスロットも装備。USB端子は2系統備えている。アナログ音声出力も搭載。2W×2chスピーカーも備えている。
消費電力は約66W(標準)/0.5W(スタンバイ時)。ノイズレベルは標準モードで32dB。本体下部にキックスタンドを備え、傾斜投影できる。三脚用のネジ穴も備える。リモコンやHDMIケーブルなどが付属する。