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ピンクのミラーレス「EOS M100(PK)」1,000台限定。5.5万円のKissデジも

 キヤノンは、ミラーレスカメラ EOS Mシリーズのエントリー機「EOS M100」に新色ピンクを追加し、限定1,000台の「リミテッドピンクキット」として4月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は70,000円前後。

EOS M100 リミテッドピンクキット

 既存の「EOS M100」購入者の6割が30代以下の若い女性であることを踏まえ、新たにピンクモデルを用意。付属のレンズはEF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM。本体色に合わせたオリジナルストラップとレンズキャップケースも同梱する。

EOS M100にオリジナルストラップとレンズキャップケースを付けたところ

 デュアルピクセルCMOS AF対応で有効2,420万画素のAPS-Cセンサーを搭載。画像処理エンジンは「DIGIC7」。設定項目の言葉を「(絞りを)ぼかす~くっきり」などに言い換え、カメラに詳しくない人でも自分好みの写真表現にこだわれる「クリエイティブアシスト」機能を搭載する。

 動画撮影機能は最高1080/60pまで対応。記録フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264(MP4)。タイムラプス動画撮影にも対応する。

 ボディ内5軸手ブレ補正を搭載。対応ISレンズ装着時は、動画撮影時にボディ内電子手ブレ補正と協調制御するコンビネーションISが利用できる。

 背面液晶モニタはタッチ操作対応の3型約104万ドット。上方180度回転するチルト式で、自撮りやローアングル撮影ができる。無線LANとNFC対応のBluetooth機能(BLE対応)を内蔵し、スマートフォンとワイヤレス連携して画像転送やカメラのリモコン操作などが行なえる。

5.5万円のエントリー向けKissデジ「X90」

 エントリー一眼レフ「Kiss」シリーズの新製品として、有効2,410万画素のAPS-Cセンサーを搭載した「Kiss X90」を3月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はボディ単体が55,000円前後、標準ズームレンズ付きのキットが64,000円前後。

Kiss X90

 「Kiss X80」('16年発売)の後継機種で、撮像センサーの画素数が有効2,410万画素にアップ(X80は1,800万画素)。常用感度はISO 100〜6400、拡張感度 ISO 12800相当。

 センサー以外の基本仕様はX80を踏襲し、画像処理エンジンは「DIGIC4+」で、マウントはEF-S。動画撮影にも対応する。

有効2,410万画素のAPS-Cセンサーを搭載

 無線LANとNFC対応のBluetooth機能を内蔵し、スマートフォンと連携して画像転送やリモート撮影が行なえる。背面液晶モニタは固定式の3型/約92万ドット。外形寸法は約129×101.3×77.6mm。

背面