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ビデオリサーチ、タイムシフト視聴率を関西と名古屋でも測定開始。各600世帯

 ビデオリサーチは、2018年4月から関西地区、7月から名古屋地区において、テレビ番組を録画してから観るなどの「タイムシフト視聴率」の調査とデータ提供を開始すると発表した。既に実施している関東地区と合わせて3つのエリアで行なわれることになる。

 同社は「生活者(視聴者)の多様化、デジタル化による視聴形態の変化から生じている“テレビ視聴の分散化”に対し、視聴者の実態をより詳細に捉えたメディアデータを提供する」ことを目的に、タイムシフト視聴率調査を2016年10月3日より関東地区で開始。当初300世帯を対象としていたが、通常の視聴率調査600世帯と合わせて900世帯に拡張した。

 今回はエリアを拡大し、関西地区/名古屋地区で各600世帯のテレビ視聴率調査においてもタイムシフト視聴の測定を実施。関東地区と同様の指標提供を開始する。

 関西地区の調査開始日は4月2日で、データ提供開始日は4月11日。名古屋地区は7月2日に調査開始、7月11日データ提供開始となる。なお、名古屋地区の2018年4月~6月データもバックデータとして準備を予定している。