ニュース

フェンダー初のWi-Fi搭載ベースアンプ、新生「RUMBLE」。Bluetooth音楽再生で練習

 フェンダーミュージックは、同社初のWi-Fi搭載のデジタルベースアンプ「RUMBLE STUDIO 40」と「RUMBLE STAGE 800」を7日に発売した。Bluetooth受信にも対応し、100種類の豊富な内蔵プリセットも備えている。価格はSTUDIO 40が40,000円、STAGE 800が95,000円。

左がSTAGE 800、右がSTUDIO 40

 世界初のWi-Fi対応ギターアンプ「Mustang GT」がベースになっており、STUDIO 40とSTAGE 800のどちらのモデルも、Mustang GT 譲りの強力なプロセッシングと、便利な機能を装備。「自由自在のトーンシェイピングを実現する」という。

 スムースでウォームなトーン、アタックが際立ったパーカッシブなサウンド、うなるようなオーバードライブまで、モデリングによって様々なアンプとキャビネットのサウンドを再現可能。1950年代にTVフロントの愛称で親しまれたフェンダーの初代Bassmanアンプや、70年代から80年代にかけて展開されたモンスター級アンプ、最先端のテクノロジーを採用したモダンなものまで用意。

 ディレイとリバーブなどのエフェクト、強力なコンプレッサーとイコライザー、パワフルなトラッキングを伴うオクターブエフェクト、ファンキーなサウンドを生み出すエンベロープフィルター、シンセサイザーのサウンドをエミュレートするオクトボットなども利用可能。

 Wi-Fiに対応し、ソフトウェアのアップデートや、クラウドサービスを使って新たなトーンの取得が可能。レコーディングに使えるUSBオーディオ機能のほか、Bluetooth受信も可能で、オーディオをワイヤレス再生しながらベースの練習も可能。「Fender Tone」アプリとの連携も可能。ヘッドフォン端子も備えている。

スマホからBluetoothで音楽を流して練習できる

 2機種の位置付けとして、STUDIO 40は「リハーサルやレコーディングに最適なモデル」とされ、10インチのウーファと、ON/OFFスイッチ付きのコンプレッションツイータ、ライブやスタジオで活用できるXLRのライン出力などを用意。外形寸法は41.91×30.4×42.9cm(幅×奥行き×高さ)で、重量は8.6kg。

STUDIO 40

 STAGE 800は、「軽量で自家用車に収まるサイズでありながら、アリーナを揺るがすほどのパワーを誇る」というモデル。10インチのスピーカー、ON/OFFスイッチ付きのコンプレッションツイータを搭載。XLRのライン出力も備えている。外形寸法は48.3×35.56×60.2cm(幅×奥行き×高さ)で、重量は17.7kg。

STAGE 800