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ケンウッド、ハイレゾ対応の車載4chアンプ。250Wアンプ内蔵サブウーファも

 JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのカーオーディオ新製品として、ハイレゾ再生に対応するクラスDの4chパワーアンプ「XH401-4」と、チューンアップサブウーファ「KSC-SW30」を4月中旬より発売する。価格は、XH401-4が45,000円。KSC-SW30が29,000円。

XH401-4

 パワーアンプの「XH401-4」は、クラスDで定格出力75W×4ch(4Ω)、100W×4ch(2Ω)、200W×2ch(Bridged 4Ω)。35mmの薄型設計でコンパクトカーなどにも設置可能とする。ハイレゾ再生のために内部パーツを厳選、さらにチューニングも見直し、従来モデルよりも歪みを大幅に抑えたという。ツイータとサブウーファを別のアンプで駆動させるバイアンプ接続にも対応。

 入出力部をフラットに配置したパネルデザインを採用。ヘッドユニットを交換せずに配線できる「スピーカーレベル・インプット」機能や、スピーカーラインからの入力で電源をオン/オフできる「シグナルセンシングターンオン」機能も備える。

 チューンアップサブウーファ「KSC-SW30」は、高さ70mmでシート下にも設置可能なコンパクト設計。磁気回路を最適化し、パーツを厳選したクラスDアンプを搭載し、最大出力250Wの迫力ある重低音を実現する。アルミダイキャストボディで、バリアブルローパスフィルタ、フェイズ切り替え、ボリュームコントロールを片手で操作できる有線リモコンも備えている。

KSC-SW30

 XH401-4とKSC-SW30に加え、既存の192kHz/24bit WAV/FLACのネイティブ再生に対応する彩速ナビ TYPE Zなどを組み合わせ、「真のハイレゾシステム」プロモーションを展開、店頭やWebなどで訴求していく。

 このほか、自動車販売/レンタカーなどの特定販路向けAVナビ(オープンプライス)を4月中旬より順次発売。スマホ感覚の操作感など、彩速ナビ「TYPE D」シリーズの特徴を踏襲しつつ、新たに高速道路走行時の「逆走警告」機能を搭載した。機種は「MDV-D505BTW/D505BT」、「MDV-D405BTW/D405BT」、「MDV-D305BT/305W/305」、「MDV-D205BT/D205」の計9モデル。

特定販路向けカーナビ「MDV-D505BTW」