ニュース
AnimeJapan 2018今週末開催、Netflixが大型ブース。“アニメの裏側”展示も
2018年3月23日 14:34
国内外のアニメ関連企業・団体が出展し、アニメ作品の紹介やグッズ販売、ステージイベントなどを行なうイベント「AnimeJapan 2018」(AJ18)が、3月24日と25日の2日間、東京ビッグサイトで開催される。主催は一般社団法人アニメジャパン。入場料は事前販売が中学生以上1,800円(税込)、当日券が中学生以上2,200円(税込)。小学生以下は無料。
出展企業は約241社。各社がブースを展開し、新作アニメを中心に紹介。さらに、のべ46プログラムが開催されるAJオープンステージ、作品連動型のコラボフード、コラボグッズ販売、コスプレエリア、家族連れで楽しめる無料エリアなども設けられる。
Netflixが初出展し、大型ブースを展開
メインエリアは東1~6ホール。最新作品の発表やグッズ販売などが実施されるが、近年は映像配信サービスの存在感も増しており、dアニメストアが単独でブースを展開、さらに今年はNetflixが初出展し、東3ホールに大型ブースを展開。
3月配信開始のNetflixオリジナルアニメから、Production I.Gとタッグを組んだ「B:The Beginning」、ボンズがタッグを組んだ「A.I.C.O.Incarnation」を紹介。さらに、3月23日から全世界独占配信する、コミック誌「月刊ヒーローズ」で連載中の「ソードガイ 装刀凱」を基にした「ソードガイ The Animation」、3月15日からSVOD独占配信している「この世界の片隅に」などをアピールする予定。
さらにNetflixは、REDステージにおいて「NETFLIX アニメ祭! スペシャルステージ」も実施。前述の作品から、声優陣らが参加する。
なお、ステージはREDだけでなく、WHITE、GREEN、YELLOW、BLUEと5つ用意されており、土曜日、日曜日と、様々な作品のステージイベントが全46プログラム展開される。ステージ前方は座席指定で事前応募抽選だが、今年の特徴は、AnimeJapanの5周年記念として、全ステージが自由に観覧できるようになった。ただし、フリーのスペースには限りがあるという。プログラムの詳細は、AnimeJapanのページに掲載されている。
アニメの裏側がわかる「アニメのお仕事」
ユニークな展示として、アニメの裏側がわかる「アニメのお仕事」というコーナーも用意。4月公開予定の映画「名探偵コナン ゼロの執行人」の宣伝スケジュールを元に、宣伝の手法や素材を宣伝プロデューサーによるコメント付きで紹介。
Blu-rayやDVDのパッケージソフトを作る際に、そのパッケージデザインがどのように作られているかを学べるコーナーでは、デザイナーやメーカー担当者のコメント付きで「おそ松さん」や「宝石の国」、「魔法使いの嫁」などのパッケージを展示する。
昨今のアニメのトレンドとして、3DCGで制作される作品の増加が挙げられるが、CGと言っても、フルCGの作品、従来のセルアニメとCGを融合させてたものなど、様々な手法がある。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」や「GODZILLA 怪獣惑星」を題材に、CGアニメの現在を紹介し、その制作フローや手法による違いを紹介するProduction Works Galleryも用意する。