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シャープ、屋外でも高輝度鮮明なLEDディスプレイ。防水でビル壁にも

 シャープは、屋外に設置するサイネージ向け製品として、LEDディスプレイ2機種を発売する。価格はオープンプライス。発売時期は、画素ピッチ約8mmの「VF-S801」が6月下旬、約10mmの「VF-S1001」が4月下旬。どちらも31.5型で、製品を複数組み合わせて大画面のサイネージディスプレイを構築する。

LEDディスプレイの設置イメージ。壁面:108面(縦9×横12面)、スタンド:4面(縦2×横2面)

 R/G/Bの3原色素子が組み込まれたLEDパッケージ「3 in 1 SMD(Surface Mounted Device)」方式のLEDユニット。6mmの狭ピッチタイプを既に発売しており、今回8mmと10mmピッチの2タイプを追加。設置環境や用途に応じて選択の幅が拡がる。

 5,000cd/m2の高輝度が特徴で、外光下でも鮮明な表示が可能。LEDユニットを複数組み合わせ、サイズや形状をフレキシブルに設計できる。

 表示面だけでなく、背面も防水・防塵対応。ビル壁面のデジタルサイネージや、競技場の掲示板といった、雨水や粉塵にさらされる環境下にも設置可能。

 デジタルサイネージソフトウェアの最新版「e-Signage S」に対応しており、屋外と屋内のサイネージの表示コンテンツを連動できる。設置場所に合わせた効果的な運用をしたり、時間帯によって異なるコンテンツを表示、夕刻や夜間など周囲が暗い時間帯に、輝度を落として消費電力を抑える事も可能。

設置イメージ。右の広告塔は18面(縦6×横3面)、左上の壁面は48面(縦6×横8面)、左下のスタンドは4面(縦2×横2面)