Amazon MusicアプリがAlexa音声検索対応。「ワークアウト用の曲をかけて」

　Amazon.co.jpは、「Amazon Music」アプリに音声アシスタント「Alexa」を呼び出す機能を追加し、スマートフォンでのAmazon Music利用時に音声でも楽曲検索可能とした。iOS版とAndroid版のいずれもAlexa操作に対応。対象の音楽サービスはPrime MusicとAmazon Music Unlimited。

Amazon MusicアプリがAlexa(アレクサ)対応

　Amazon MusicアプリのAlexa対応により、自宅でのAmazon Echoスピーカー利用時のように、外出先のスマホでも音声での楽曲検索が可能になる。Amazon Musicアプリのホーム画面中央右下のAlexaアイコンをタップして、話しかけるだけで、音声で楽曲を見つけられる。アルバムを聞いている時に[次]で次の曲にスキップ、「止めて」で再生停止など、Echoと同様の操作が可能となる。

　なお、Amazon MusicアプリからのAmazon Echoへの出力指示などには対応していない。「基本的には外出先でも、家庭のEchoと同じような音声検索を可能にするのが目的」とのこと。

　例えばジムでトレーニングする時に「ワークアウト用の曲をかけて」、コンサートに向かう時にヒット曲をおさらいするために「ブルーノ・マーズの人気曲をかけて」といった利用を想定している。

　Echo利用者の人気アーティストランキングも発表。昨年11月からAlexaに最もリクエストされたアーティストは、1位がスピッツ、2位はビートルズ、3位は宇多田ヒカル。

アーティストが舞台裏を語るUnlimited限定「Side by Side」

　また、Amazon Music Unlimited会員限定で、新しいコンテンツ「Side by Side」を提供開始した。

Side by Side

　アーティスト自身が楽曲にまつわる制作秘話や舞台裏を話す音声コンテンツで、「ファンとアーティストの距離を近づける」としており、AI、GLAY、CHEMISTRY、新日本プロレスリング(真壁刀義)、槇原敬之、DEAN FUJIOKA、スティング、ノラ・ジョーンズ、エド・シーラン、モアナと伝説の海など16名・組が参加している。