ニュース
ラックスマン、高純度7N銅の最上位RCA/XLRケーブル。スピーカーケーブルも
2018年3月30日 14:01
ラックスマンは、高純度7N銅線材を使ったオーディオケーブルのリファレンスモデル「15000シリーズ」を3月末より発売する。価格は、プラグがRCAのラインケーブル「JPR-15000」(1.3m)と、XLRの「JPC-15000」(1.3m)が各88,000円。スピーカーケーブル「JPS-15000」(3m)はYラグ端子で、ペア320,000円。
ラックスマンがオーディオアンプの開発で培った技術とノウハウを注いで完成したというフラグシップ・リファレンスケーブル。従来のリファレンス「10000シリーズ」を線材から見直し、新たに世界最高水準の高純度銅(99.99998%以上、7N-Class D.U.C.C.)を芯線に採用してケーブルの低インピーダンス化を実現。「静寂感と密度感を両立し、機器の性能を極限まで引き出す」という。
JPR-15000/JPC-15000
ケーブルの芯線は0.26mm径の7N銅線材×19本で構成。シールド線は0.18mm径の無酸素銅(OFC)×38本、ドレイン線は0.08mm径OFC×30本。
インダクタンス成分を排するノンツイスト構造で、「伸びやかで素直な音質」を実現。伝送ラインのホットとコールドを個別にシールドして線間容量を半減し、高域特性を改善した。L/R両チャンネル一体型のバインド構造とし、機器の共通アースによるループを最小化する。分岐部に新開発のアルミカバーの可動分岐ホルダーを採用し、機器に合わせてプラグと分岐ホルダー間の長さを伸ばせる。
ケーブル外皮は鮮やかなブルーで着色。内部被膜には非磁性カーボンを主体とした顔料を採用し、着色による音質への影響を排したという。ケーブル外形は10.5×20mm、ケーブル長は1.3m。JPR-15000は新開発のRCA端子、JPC-15000はノイトリック製XLR端子を採用している。
JPS-15000
ケーブル芯線は、7N銅とOFCを6:4の割合で配合し、0.26mm径の7N銅線材×60本とOFC×40本で構成。「自然で伸びやかに澄み切った高域特性と正確で豊かな低域特性」を両立したという。ドレイン線は0.08mm径OFC×30本。
ノンツイスト構造で、伝送ラインのホットとコールドは個別にシールド。アルミカバーの可動分岐ホルダーも採用。導電ゴムのシールドにより、+/-間に外部から混入するノイズを低減する。
ケーブル外皮は鮮やかなブルーで、内部被膜には非磁性カーボンを主体とした顔料で音質への影響を排した。ケーブル外形は10.5×20mm、ケーブル長は3m。スピーカー端子は、導通と装着性能を追求した新開発のYラグを採用した。