ニュース
HTC VIVEやOculus Riftに装着して2.2Kで3Dマッピングするカメラ「ZED Mini」
2018年4月3日 12:59
アスクは、STEREO LABSのステレオカメラ製品を4月から取り扱い開始。最大2.2K解像度で周囲をリアルタイム3Dマッピングできる、VRヘッドマウントディスプレイ用の「ZED Mini」と、3Dデータ作成用の「ZED Stereo Camera」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は各10万円前後。
ZED Mini
400万画素のデュアルカメラを搭載し、VRヘッドマウントディスプレイ(HMD)のHTC VIVEとOculus Riftへの装着に対応、マッピングした3D映像をリアルタイムにVR HMDへ送信できる。マーカーや外部センサーを追加することなく、1mm単位での高精度なポジショントラッキングが可能。
解像度は、最大2.2K(4,416×1,242ドット/15fps)や、1080p(3.840×1,080ドット/30fps)、WVGA(1,344×376ドット/100fps)に対応。視野角は最大110度で、深度範囲は12mまで。より没入感のあるAR/MR体験を実現できるとする。
インターフェイスはUSB 3.0 Type-Cで、USB給電(5V/380mA)で動作する。対応OSはWindows 7/8/10とLinux。Unity、Unreal Engineなどに対応する。外形寸法は124.5×30.5×26.5mm、重量は約62.9g。
ZED Stereo Camera
周囲の空間から3Dマッピングデータを作成できるカメラ。400万画素のデュアルカメラを搭載し、深度範囲は20m、視野角は最大110度。解像度は、最大2.2K(4,416×1,242ドット/15fps)、1080p(3.840×1,080ドット/30fps)、WVGA(1,344×376ドット/100fps)に対応する。
高精度なポジショントラッキング機能を装備。ビジュアルオドメトリー技術により、1mm単位での高精度なトラッキングが可能で、マーカーや外部センサーを追加する必要はない。また、屋内外どちらでも使用できるという。
インターフェイスはUSB 3.0で、USB給電(5V/380mA)で動作する。対応OSはWindows 7/8/10とLinux。サードパーティ製ソフトウェアのROSやUnity、Unreal Engineなどに対応し、マッピングデータを様々な開発環境で活用できる。外形寸法は175×30×33mm、重量は約159g。