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新製品開発終了のOPPO Digital、UHD BDプレーヤー「UDP-205」注文殺到で2カ月待ち

 OPPO Digital Japanは4日、公式Twitterにおいて、Ultra HD Blu-rayプレーヤー「UDP-205」に注文が殺到しており、現在「納品まで2カ月以上かかる場合がある」と告知した。既報の通り、米OPPO Digitalは現地時間の2日、新規製品の企画・開発の停止を発表しており、この発表を受けて、注文が増加していると見られる。

Ultra HD Blu-rayプレーヤー「UDP-205」

 OPPO Digitalは、SACD/DVD対応のユニバーサルプレーヤーとして、BDプレーヤーを中心にビジネスを展開。ディスクプレーヤーでは2012年発売のBDプレーヤーの「BDP-105/103」などが人気を集め、'17年にはUHD BD対応の「UDP-205」、「UDP-203」を発売している。

 しかし、「近年の世界的なストリーミングコンテンツサービスの流行を背景とした(特に米国の)ディスクプレーヤー市場の縮小にともない、本製品ジャンル・市場については、将来的な生産規模の拡大または維持が困難な見込みであることから、今後の継続的な経営資源投下を断念するという経営判断をした」とし、新規製品の企画・開発を停止。今後もサポートやファームウェアアップデートなどは予定しているが、現行製品がOPPO Digitalとしての最後の世代の製品となる。

「納品まで2カ月以上かかる場合がある」と告知するOPPO Digital Japanの公式Twitter