コンセントに接続しIoT化、AlexaやGoogleアシスタントにも対応するスマートWi-Fiプラグ

　ティーピーリンクジャパンは、Amazon AlexaやGoogleアシスタントからの音声コントロールに対応し、接続した機器への電源供給をON/OFFできる、スマートWi-Fiプラグ「HS105」を10日に発売した。Amazon.co.jpと量販店で販売。4月10日時点でのAmazonの価格は3,900円(税込)。コントロール用のアプリ「Kasa」も公開している。Android 4.1以上、iOS 9.0以上に対応し、iOS向けは「Kasa Smart」、 Androidでは「Kasa for Mobile」という名称となる。

スマートWi-Fiプラグ「HS105」。右は使用イメージ

　壁のコンセントと、電球などの電源プラグの間に挟むように接続して使う、スマートWi-Fiプラグ。スマートフォンやタブレットから制御でき、ワイヤレスで電源供給をコントロールできる。ON/OFFだけでなく、スケジュール作成、タイマーのセットもアプリ「Kasa」から行なえる。

コントロール用のアプリ「Kasa」

　例えば、コーヒーメーカーの接続に利用し、スケジュール機能を活用すると、起床時にあたたかいコーヒーが飲める。室内の間接照明と組み合わせれば、帰宅前に間接照明をつけられる。空気清浄機と連携させ、帰宅前に部屋の室内環境を整える事もできる。

　USB ACアダプタと接続し、寝てる間の数時間のみ充電を行なうようスケジュール設定し、スマートフォンなどの充電のし過ぎを防ぐこともできる。

イベント作成イメージ

　シーン設定機能を使い、起床時、帰宅時、パーティー時など、利用シーンに合わせて複数のデバイスの設定を変更する事も可能。

シーン設定機能

　Amazon Alexa、またはGoogle アシスタントとの連携もでき、音声での操作に対応できる。ユーザーがスマートホーム機能を快適に使用できるよう、製品の応答性、信頼性、機能性を向上させることを目的としたプログラム・Works with Alexa認定を受けた製品でもある。