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耳を塞がず、聴力に合わせてスマホで音を調整できる骨伝導Bluetoothイヤフォン
2018年4月20日 20:28
クラウドファンディング「Makuake」において、耳を塞がない骨伝導方式のBluetoothイヤフォン「ETEREO N60」の特別価格販売がスタートした。45%オフの43,890円(税込)や、40%オフの47,880円(税込)などのコースを用意している。通常の販売予定価格は79,800円(税込)。
通常のイヤフォンのように鼓膜から音を聞くのではなく、頭蓋骨を介して聞ける骨伝導方式を採用。耳を塞がず、音楽鑑賞や通話時にもクリアな音を届けるという。スマートフォンアプリを使うと、自分の聴力に合わせて音をカスタマイズできるのも特徴。水をかけても使用できるIP56相当の防水対応で、重量は50g。
ETEREOシリーズは、音楽や通話用の骨伝導ヘッドセットS2と、送信機・ヘッドセットを補聴器として使用するH+を展開。今回のN60は、送信機/ヘッドセットを一体化し、アプリでカスタマイズも可能になった。
ETEREO N60のアプリで行なう聴力検査の結果に従い、ユーザーの聴力に合わせた調整を周波数別に行なうWDRC(Wide Dynamic Range Compression)を採用。ユーザーの耳の状態によって、小さな音は大きく、大きな音は耳にダメージを与えないようボリュームを絞ることで、快適に聞き取れるように調節。N60では、左右それぞれ5つのチャンネルに分けて演算処理を行なっている。
フィードバックのキャンセル機能も搭載。レシーバーの出力がマイク入力として渡される際にノイズが発生するのを防ぐため、音(音響結合)によるフィードバックと、バイブレーションによるフィードバック、電気回路によるフィードバックを実装している。そのほか、使用環境に合わせて人の声以外の雑音を除去し、相手の声を明瞭に聞こえるようにする技術も搭載。
補聴器として利用する際に、装着している本人の声が相手の声よりも相対的に大きく聞こえてしまうのを防ぐため、本人の声のボリュームを減らし、相手の声を増幅する処理も行なう。
また、音漏れを改善するため、振動子を小型化。音漏れする面積を減らし、骨に当たる部分が皮膚と密着するようシリコン処理を施すことで、音漏れを抑制している。
Bluetooth 5.0搭載で、対応プロファイルはA2DP、AVRCP、HSP、HFP。容量360mAhのリチウムイオンバッテリを備え、2時間のフル充電で約9時間の再生と約90時間(4日以上)の待ち受けが可能。スマートフォンと連動し、天気予報などの音声通知機能も利用できる。USB Type-C充電ケーブルや携帯用ポーチなどが付属する。