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Fostex、約15万円からのユニバーサルイヤフォン。FitEarと協力

 フォステクスカンパニーは、4月25日にリニューアル・オープンしたオンラインショップ限定の受注生産製品として、FitEarと協力したユニバーサルタイプのイヤフォン2機種を発売する。価格は、「TE200」が168,000円、「TE100R」が148,000円。どちらも納期は約30日。

ユニバーサルタイプのイヤフォン「TE200」

TE200

 TE200は、FitEar(須山歯研)によってアレンジされた、インライン・デュアルダイナミック・ドライバー方式を採用したモデルで、ユニット構成は9mmのダイナミック×2、バランスドアーマチュア(BA)×1。

 フォステクス独自の特許技術でモジュール化したダイナミックドライバは、2基直列に配置したもので、前方ユニットの振動板動作を空気を介して後方ユニット振動板へと伝え、プッシュプル動作する。これにより、「限られた密閉空間で優れたリニアリティとタイトで抜けの良い音空間を実現」したという。

 オーバルシェイプステムも使用し、装着性を向上。筐体は、高精度な3Dプリンタでつくりあげている。再生周波数帯域は10Hz~25kHz、インピーダンスは13Ω、感度は106dB、最大入力は20mW。重量は片側6g。

ケーブルは着脱可能

TE100R

 9mmのダイナミック型×1、BA×1で構成。2016年4月にFitEarとのコラボで生まれた、技巧を凝らしたエアーコントロール・アコースティック・チューニングを投入したイヤフォンの、リニューアルモデルと位置付けられている。

TE100R

 優れた遮音性を備え、ユニバーサルモデルでありながら、広いダイナミックレンジと豊かな音場を再現できるという。

 再生周波数特性は10Hz~20kHz。インピーダンスは17Ω。感度は108dB。最大入力は20mW。重量は片側4g。

 どちらのモデルも、ケーブルは着脱可能で、2ピン端子を採用。通常のイヤーピースに加え、ダブルフランジのピースも同梱する。

TE100Rもリケーブルが可能