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東芝、新BS 4K放送チューナ「TT-4K100」を秋発売。約4万円で録画対応
2018年5月8日 13:02
東芝映像ソリューションは、2018年12月1日にスタートする新4K衛星放送対応のBS/110度CS 4Kチューナ「TT-4K100」を'18年秋に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は4万円前後。
新4K衛星放送の開始は12月だが、先駆けてチューナを発表。HDMI接続のBS/CS 4K放送チューナで、新4K BS放送チューナ×1と、地上/BS/110度CSデジタルチューナ×2も装備する。別売のUSB HDDを接続して録画にも対応。2TB HDDの場合、約129時間の4K番組を録画できる(放送レート33Mbps)。
なお、BS/110度CS 4K放送は多くの局が「ダビング10」での運用が見込まれるが、BD等へのダビングは規格が未確定のため対応できず。USB端子は録画HDD用と汎用の2系統。LAN端子も備えている。
出力はHDMI 1系統。対応のREGZAと組み合わせた場合、モスキートノイズの抑制や字幕の読みやすさ向上などが行なわれる「レグザコンビネーション高画質」も適用される。対応REGZAは、X920/BM620X/M620X/X910/Z810X/BZ710X/M510X/C310X/Z700X/M500X/Z20Xシリーズ。
REGZA以外の4Kテレビでも、4K/60p、HDCP 2.2に対応したテレビであれば接続可能。REGZAとの組み合わせの場合のみコンビネーション高画質が動作する。レグザブランドを付けていないのも、他社テレビとの併用を想定してのことという。
最新のテレビであれば、4Kかつ、色空間はBT.2020、HDR(HLG)で出力する。HDR非対応であればSDRで、HDテレビであればダウンコンバートして出力するなど様々なテレビに接続可能。
番組表も4K表示対応で高精細かつ情報量豊富にしている。付属リモコンもラージフォントを採用し、チャンネルボタンを大型化。BS/CS 4K専用の[4K]ボタンも備えている。
またREGZAとの組み合わせの場合、REGZAのリモコンの入力切替ボタンでTT-4K100を接続したHDMI端子を選択すれば、REGZAのリモコンのまま操作を継続できる。BS 4K放送はREGZAリモコンのBSボタンの2度押しで選択できるため、TT-4K100のリモコンを使わずに操作できるという。
電源はACアダプタ。外形寸法は165×195×57mm(幅×奥行き×高さ)。