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「ラズパイマガジン」付録DAC基板の能力をフルに発揮させるクロックボード

 ビット・トレード・ワンは、日経BPのムック本「ラズパイマガジン2018年6月号」(5月10日発売/税込2,408円)と連動した製品として、Raspberry Pi用DACのシステムクロックボード「ADRPM1801C」を5月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1,980円前後。

Raspberry Pi用DACのシステムクロックボード「ADRPM1801C」

 既に発売されている「ラズパイマガジン2018年4月号」には、ビット・トレード・ワンが手がけたDACボード(PCM5122)を製作できる、基板が付録として添付されている。また、同DACボードの部品セット「ADRPM1801K」と、組み立て済みボード「ADRPM1801P」も発売中。

手前にあるのがDACボード(PCM5122)。写真はディスプレイなどを追加し、プレーヤーとして組み上げた状態

 新たに発売されるシステムクロックボード「ADRPM1801C」は、DACボード 「ADRPM1801P/K」の実力をフルに発揮させられるというもので、水晶発振モジュールには京セラ製「KC7050K」を採用。ハイレゾDACにシステムクロック信号を供給し、より高い性能と高音質を目指せるという。

プレーヤーとして組み上げたものに、システムクロックボード「ADRPM1801C」を追加したイメージ

 なお、DACボードへのピンソケット取り付けのため、ユーザーによるハンダ付けが必要。詳しい使用方法は、「ラズパイマガジン2018年6月号」の連動記事に掲載予定。

HATボード5製品も発売

 ひと手間を省き、Raspberry Piをより楽しめるというHATボード5製品も5月11日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は後述する。

 入出力端子(GPIO)を扱いやすく端子台として活用するための「Raspberry Pi用端子台出力基板」(品番:ADRSEZCO)は1,980円前後。

 30列×10行のハーフサイズブレッドボードと同様の配列で、試作製作に最適という「Raspberry Pi用ブレッドボード基板」(ADRSBB)は1,980円前後。

 豊富に用意されたArduinoシールドを使うための変換基板は「Raspberry Pi用Arduinoシールド変換基板」(ADRSADC)で、2,980円前後。

 高電圧高電流な機器をコントロールできるリレー制御拡張基板「Raspberry Pi用リレー制御拡張基板」は、2回路(ADRSRU2)が1,980円前後、4回路版(ADRSRU4)が2,480円前後。

ひと手間を省き、Raspberry Piをより楽しめるというHATボード5製品

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(日経BPパソコンベストムック)
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