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Arduinoを学習リモコンにする拡張基板。9個の赤外線LEDで半天球上に送信

 ビット・トレード・ワンは、ワンボードマイコンのArduino(アルディーノ)を赤外線学習リモコンとして動作させる拡張基板「アルディーノ専用 学習リモコン基板」(ADAUDIR)を6月1日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5,480円前後。対応機種は別売のArduino Uno Rev3。

「アルディーノ専用 学習リモコン基板」をArduinoに装着

 10個のスイッチを搭載。各スイッチに赤外線リモコン信号を割り当て、基板本体内に記録可能。同社Webサイトで公開されている、エアコンを含む家電2,500以上のリモコンコードを利用し、ユーザーがオリジナルの高機能リモコンを作成できる。

 電源はアルディーノ本体からのほか、基板上のマイクロUSBからも給電できる。赤外線発光ダイオードを放射状に9個備え、送出範囲は半天球上。アルディーノのI/Oピンを操作して学習した赤外線リモコン信号を、広範囲に送出できる。記憶バッファ容量は、一般的な家電製品協会フォーマットに比べ50倍という300バイト。

アルディーノ専用 学習リモコン基板

 外形寸法は70×54×20mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約20g。生産は日本。ケーブルやケースは別売。

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