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JBL、新ホーン搭載でペア2万円のブックシェルフなど「STAGE」スピーカー6機
2018年7月5日 15:46
ハーマンインターナショナルは、JBLブランドのスピーカー新シリーズ「STAGE」6機種を7月下旬より発売する。価格はブックシェルフの「A120」がペアで20,000円、フロア型の「A180」が1本35,000円など。
プロ用モニタースピーカーのために開発したホーン技術を手軽に楽しめるというホーム用のシリーズ。コンパクトなブックシェルフ型の「STAGE A120」、「STAGE A130」と、フロア型「STAGE A180」、「STAGE A190」、センタースピーカー「STAGE A125C」、サブウーファ「STAGE SUB A100P」で構成。ステレオのオーディオシステムだけでなく、AVシアターシステムにも利用できるラインナップとした。各製品の価格は下記の通り。
- 2.5ウェイフロア型「STAGE A190」 45,000円/1本
- 2.5ウェイフロア型「STAGE A180」 35,000円/1本
- 2ウェイブックシェルフ型「STAGE A130」 ペア25,000円
- 2ウェイブックシェルフ型「STAGE A120」 ペア20,000円
- 2ウェイセンタースピーカー「STAGE A125C」 25,000円/1本
- サブウーファ「STAGE SUB A100P」 35,000円/1本
JBL STAGEシリーズ
JBL Professional Divisionにより、プロ用モニターのために開発されたHDI(High Definition Imaging)ホーン技術を活かし、ウェーブガイド/ホーンを取り付けた25mm径のドームツイータをフロア型とブックシェルフ型の計4機種に搭載。リスニングエリアのどこにいても自然な音響バランスを実現するという。振動板の素材には、金属の中でも軽く適度な内部損失を持つアルミニウムを採用し、歪や濁りの無い高域再生が可能とする。ウーファユニットにはPolycelluloseコーンを採用。歪の無い正確なピストンを行なうため、剛性と適度な内部損失を持つという。
ネットワーク回路は、各ユニット間のスムーズなつながりと、均一で安定した指向特性のために最適化。フロア型モデルでは、アッパーウーファをツイータとクロスオーバーさせ、ロアーウーファを低域増強に用いるスタガーチューニングにより、「ダブルウーファならではの余裕ある重低音再生」も実現する。
エンクロージャはMDF製で、表面は継ぎ目の無いラウンドエッジ構造。トップパネルとホーン周辺部はブラック仕上げで、木目調仕上げのベース部とのツートーンデザインとした。バッフル面にはネジの露出が無く、サランネットは細身のピン受けで装着する。内部では、縦板の共振やたわみを防ぐため、窓枠状の内部ブレーシングを施している。センタースピーカーのみ密閉型。それ以外はバスレフ構造で、背面にポートノイズを抑えたエアフロー形状のポートを備える。フロア型は底面にラバーフット付脚部を装備。スパイクも付属する。
A190のユニット構成は、200mm径ウーファ×2とツイータの2.5ウェイ3スピーカー。周波数特性は36Hz~40kHz、出力音圧レベルは91dB(2.83V/1m)、インピーダンスは6Ω。クロスオーバー周波数は1.4kHzと2kHz。グリルを含む外形寸法/重量は、260×390×1,070mm(同)/22.6kg。
A180は、165mm径ウーファ×2とツイータの2.5ウェイ3スピーカー。周波数特性は40Hz~40kHz、出力音圧レベルは90dB(2.83V/1m)、インピーダンスは6Ω。クロスオーバー周波数は1.4kHzと2.2kHz。グリルを含む外形寸法/重量は、230×315×1,000mm(同)/17.3g。
A130は、133mm径ウーファとツイータの2ウェイ2スピーカー。周波数特性は55Hz~40kHz、出力音圧レベルは86dB(2.83V/1m)、インピーダンスは6Ω。クロスオーバー周波数は3.2kHz。グリルを含む外形寸法/重量は、190×245×321mm(同)/5.5kg。
A120は、114mm径ウーファとツイータの2ウェイ2スピーカー。周波数特性は60Hz~40kHz、出力音圧レベルは86dB(2.83V/1m)、インピーダンスは6Ω。クロスオーバー周波数は3.2kHz。グリルを含む外形寸法/重量は、170×185×285mm(同)/3.8kg。
A125Cは、133mm径ウーファ×2とツイータの2ウェイ3スピーカー。周波数特性は60Hz~40kHz、出力音圧レベルは88dB(2.83V/1m)、インピーダンスは6Ω。クロスオーバー周波数は2.6kHz。グリルを含む外形寸法/重量は、469×240×190mm(同)/8kg。
SUB A100Pは、250mm径ウーファと最大出力300Wのパワーアンプを搭載したアクティブサブウーファで、周波数特性は35Hz~150Hz。クロスオーバー周波数は連続可変対応で50Hz~150Hz。グリルを含む外形寸法/重量は、335×405×380mm(同)/13.7kg。電源ケーブルが付属する。