スペック、“ピュアダイレクト再生に配慮した”オーディオ用入力切替機

　スペックは、5台までのオーディオ機器入力を切り替えられるインプットセレクター「H-SL5」を8月下旬に発売する。価格は75,000円。

インプットセレクター「H-SL5」

　SPECはオーディオ機器の接続で、ピュアダイレクト再生を推奨しているが、「2系統(RCA/XLR)の入力ではせっかくのピュアダイレクト接続が存分に楽しめない」という声を受けて開発したというインプットセレクター。

インプットセレクター「H-SL5」

　ボリュームコントローラーの「H-VC5」と同一デザインのアルミ筐体を採用し、操作性にもこだわったという。入力端子は、RCA×4系統、XLR×1系統で、最大5台までのオーディオ機器を切り替え可能。出力端子はRCA×1、XLR×1の計2系統を用意。同時出力できる。

背面

　ハイエンドアンプ「RSA-F11」と同じ配線材を使っているほか、高純度金メッキRCA端子や、測定器など産業用に使われる耐久性に優れた高信頼性のロータリースイッチを採用。「ピュアダイレクト再生に十分配慮した」という。

　外形寸法は400×230×92mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は1.9kg。

高信頼性のロータリースイッチも採用