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FX-AUDIO-、3,280円のヤマハアンプIC搭載プリメイン「FX152J PRO」

 ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドの小型デジタルプリメインアンプ「FX152J PRO」を発売した。価格は3,280円(税込)。カラーはブラック。電源は別売で、電圧DC12V/容量3A以上が推奨されている。

FX152J PRO

 外形寸法75×107×30mm(幅×奥行き×高さ)の小型筐体に、ヤマハのデジタルアンプIC「YDA138」を搭載したプリメインアンプ。「癖が少なく聴き疲れしない音質」を特徴とする。トーンコントロール機能を備え、前面のBASS/TREBLEダイヤルで好みの音質に調整できる。最大出力は15W×2ch。背面にステレオミニ入力と四極ターミナルブロックを備える。対応スピーカーは4~16Ω。

前面(上)と背面(下)。四極ターミナルブロック(右)を備える

 前段バッファとトーンコントロール回路にTIのオペアンプ「NE5532」を採用。ワンチップ型と比べ、SN比や歪み率で音質的優位性が高いCR型トーンコントロール回路を採用することで、劣化を最小限に抑えた音質調整が行なえるという。

 出力段のローパスフィルタには、小型筐体で問題となるインダクタ間の干渉を排除するため、高出力の大電流対応閉磁型インダクタを採用。パワーアンプICとのマッチングから、MYLAR ELECTRONICS製メタライズドポリプロピレンフィルムコンデンサと、Europtronic製マイラーコンデンサを採用。

 別売の電源アダプタで動作し、DC12V/電源容量2A以上(3A以上推奨)のものが利用できる。電源フィルタと、各IC直近のバルクコンデンサ配置で電源ラインをチューニングし、高音質化も図った。重量は212g。

内部構造